華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜
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2002年09月22日(日)

二次元ronde。 『変身』
<前号より続く>



先程までの童顔で化粧っ気の無い表情は一変し、女の妖艶な雰囲気をかもし出す。
サツキのいきなりの変身に、思わず俺が戸惑ってしまった。


「え、何?」
 「えっちするうっ」


サツキの、女の肉体と本能に火が付いたのだ。


俺はそのままサツキの柔らかく唇を奪い、舌を奥に割り入れる。
上半身を二の腕ごと強く抱き締めると、微かに汗ばんでいるのが分かる。

ほんの少し頬を赤らめているサツキの上着を脱がしにかかる。
息の荒くなるサツキは特に抵抗しない。

自称・Dカップのサツキの乳房が白いブラジャーに包まれているのが見えた。
血管が透き通るほど白く、指先で触れるととても柔らかい。
ブラの上から掌で包み込むようにして揉むと、サツキは一気に声を漏らした。


「アァアンダメェ、そんな事したら熱くなっちゃうぅ・・・」
 「どこが?」

「・・・バカァ、言えないのぉ・・・」
 「言えないの?でもここも気持ち良いでしょ」


俺はブラの隙間から指を差し込み、サツキの勃つ乳首を人差し指と中指で
若干強めに摘み、軽く引っ張った。

感度の良いサツキは背筋を逸らす。
肉欲の成熟の途上にある彼女は、面白いように俺の愛撫に反応を見せる。


存在感のある乳首を中指と親指で摘み、転がしてみた。
今度はイヤイヤと駄々をこねるように左右へと腰をよじった。


背後のホックを外して、窮屈そうなサツキの乳房を解放してやる。
子供を一人産み育てた女の身体は、同世代の独身女性よりも熟れて妖艶だ。

童顔な表情と熟れた肉体、アニメ声の喘ぎ。
染まった頬にきつく閉じる目。
サツキの身体が徐々に沸点に向かいつつあるのが手に取るように分かる。


マニアならずも、このギャップには興奮を隠せないだろう。



サツキをその場に仰向けに寝かせ、俺は上から覆い被さって乳首を吸った。
舌や唇で少し大き目の乳首を弄ぶと俺の服を強く掴み、声を殺して快楽に耐える。

サツキの髪を撫で、耳元を指先で触れ、首筋に唇を這わせる。
ピアスの一つも無い耳たぶは、幼児の頬のように柔らかだ。
サツキも俺の行為の一つ一つに喘ぎ声を挙げる。感度も良い。

俺はサツキの履くチノパンの上から腿を触わる。
もどかしそうに両足をばたつかせる。


「脱がせて欲しいの?」
 「・・・・・・」


無言のまま二度三度と頷く。

俺はサツキのベルトを緩め、パンツを下ろした。
可愛いイラストの下着が見える。
俺はその上から、サツキの最も熱くなってる敏感な部分に指を這わせた。


 「ヤンッ!」

一瞬腰をビクつかせ、鋭く反応する。
そのたった一瞬でも、俺の指先は湿ったサツキの女性自身を感じ取っていた。
それほど熱く湿っている。

俺は負けずに指をサツキ自身の方へ潜り込ませた。
その湿りは、俺の指先の律動と共に滑りに変わっていくようだった。


 「・・・・ィヤァッ、欲しくなっちゃう、欲しくなっちゃう・・・・」

サツキはうわ言のように繰り返す様になっていた。


「何が欲しい?きちんと言えたら、俺のをあげる。欲しくない?」


サツキの小さい掌を、ズボンの上から彼女を求めて勃つ俺自身に導く。
俺は子供を言い聞かすような口調で、サツキへ言葉攻めをしてみた。


 「・・・言えないの、言えない・・・」

大きく顔を背けて、サツキは抵抗する。
俺は冷たい口調で言い放った。


「じゃ、あげない。絶対あげない」
 「嫌ぁ、欲しいの・・・もう我慢できないのぉ・・・・・・意地悪ぅ」


サツキは俺を一瞬睨みつける。

俺は手を緩めない。
潤いに満ちたサツキ自身の中に中指を一本差し入れる。
その直後に今度は懇願するような目を向けた。


「じゃ言ってごらん・・・ここにあるんだよ」
 「・・・・・おちんちん欲しいの」

「どこに?」
 「・・・・・私の中に」

「中って指が入ってるところ?指が中で動いてるところ?」
 「・・・・・もう!そこなの・・・・」


同じ言葉を言わせても、声色が変わると刺激もある。


言葉攻めが相当恥ずかしかったのか、サツキの顔はすっかり上気している。

頭の中で今すぐ入れて欲しい場所の名称を思い浮かべたのだろうか。


俺とサツキの記念すべき初めての情事だ。
あまり手荒な攻めをするつもりは無い。


「じゃ、パンツも下ろすよ」

サツキは両手で顔を覆い、恥ずかしさを必死に抑える。
しかし腰は浮き上がっていた。


心と身体の欲求の相違が垣間見えると、俺は最も興奮する。


ゆっくりと両腿を開き、サツキ自身をそっと観察した。
決して綺麗な形ではなかったが、たっぷりと粘液をたたえたサツキ自身。

俺も今すぐにサツキを奪いたくなった。


俺はそっとサツキの両腿の間に顔を埋め、サツキ自身の粘液を舌で舐め取る。
付け根の突起に舌を当て、皮の上から奥へ押し付ける。

サツキも腰を浮き上がらせて、迫り来る快楽に耐える。
イヤァ、イヤァと口では繰り返すが、全く抵抗する素振りも無い。


俺は大きく腿を開いたサツキに覆い被さる。
そそり立つ俺自身にスキンを付け、サツキの中に奥深くまでゆっくりと挿入した。

必死に耐え続けた末の挿入。
サツキはすでに半泣きしつつも、声を堪え切れずに漏らした。


 「ダメ、ダメ・・・おかしくなるぅ、ダメェ〜〜〜ッッッ!」


サツキ自身の奥に俺の先を押し付けるように、ゆっくりと動く。
時折いきなりの激しいピストンを挟みつつ、サツキの感触をじっくりと味わう。


「俺、旦那より下手かな?旦那だと、もっとHになっちゃうの?
 「・・・イヤ、イヤ、言えない、言えない・・・」

「答えてよ、でないと抜いちゃおうかな?」
 「・・・絶対イヤァ!」


語尾は正しく悲鳴だった。

俺の言葉攻めを真に受けるサツキは両手両足で俺の上半身にしがみ付く。
快楽の階段を駆け足で上り詰め、その後全身の緊張が破裂したかのように抜けた。

サツキ自身の中は、数回痙攣していた。
未だ固い俺自身に伝わる。


イッた後、サツキは急に我に還ったのかバツが悪そうに照れ笑いを浮かべる。
結局、俺は達しなかったが。


 「・・・・・イッてないの?」
「だってサツキが早すぎるからだって」

 「・・・バカァ、あれだけ焦らされたらダメよぉ」


サツキは本当に照れ臭そうにしながら、乱れた着衣を整える。
そして漫画本を残してそそくさと帰っていった。

俺は彼女を見送ったあと、シャワーを浴びた。

先程のサツキの愛液の匂いが、俺のオスの本能を再び燃え立たせる。
しかしもう彼女はいない。
消し損ねた炎は、抑えることがなかなか出来なかった。



<以下次号>







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