華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜
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2002年08月08日(木)

ある日曜日の若妻。 『紅潮』

<前号より続く>




「色っぽいよね・・・とても23歳には見えない」
 「うふふ・・・私、23に見えます?」

「見えるけど・・・違うんだ」
 「本当は26です。オバサンですよ」

「子供は?」
 「一人。保育園なの・・・産んでから身体の線が崩れちゃった」

「そんなこと無いよ、綺麗な身体だ」


甘いピロートークが続く。

その後、会話が途切れる。
風俗嬢としてどうして良いのか勝手の分からないエイコを、俺がリードしていく。


全裸のまま抱き締め、背中を指の爪先でごく軽くなぞる。
乳房を大きく揉み、固くなる乳首を掌で転がす。

エイコは微かに身体をよじる。

まだ開発されていない女の肉体、というべきか。
または極度の緊張から、触感が快感にまで達しないのか。


「こういうお仕事の時はね、あなたからリードするんだよ」
 「はい、でも出来ません・・・」

「大丈夫、じゃあ・・・まずエイコさんが上になって・・・」
 「こう?ですか・・・?」


俺はエイコを上にする逆正常位に誘い、
俺の経験上からの風俗嬢のマニュアルを教えた。

まず軽く俺に口付けをさせ、男の乳首を転がすように舐めさせる。


「乳首は、君が自分がされて気持ち良いようにやってごらん」
 「そんな、恥ずかしいです・・・」

「でも、こういうお仕事するんだったら、頑張ってやらないと」
 「そうですね・・・こうですか?」


乳首は男も女も構造は同じ。
ならばそこに集中する末端神経も同じ。
繊細な舌の動きに反応するのも同じだ。
その触感に慣れているかどうかが問題になる。


割り切れない様子のエイコは、戸惑いつつも俺の乳首を転がし始めた。
舌先を左の乳首の奥にぐっと押し付け、右手は俺の乳房を揉む。

自分がされたら気持ち良い事といって、
まさか男の胸を揉んでくるとは思わなかった。


「だからって、男の胸を揉む事はないよ」
 「ごめんなさい・・・本当に分からないの・・・痛かった?」

「痛いんじゃないけど、変な感じ(笑)」


照れた顔がまた可愛く感じる。
エイコは言葉通りに動こうとする、とても従順な女性だった。

そして俺自身に顔を降ろし、まず手で根元を持ち、
歯を立てないように、舌先で裏筋から亀頭を舐めるよう指示する。
時々奥まで咥えたりするといいよ、と教えるとその通りにしてくれる。


不慣れだが、誠意のこもる一生懸命なフェラだった。
性感よりも、彼女へ対する可愛さに感じる。
俺の呼吸も深くなり、足腰に力が入る。


 「気持ち良いですか?」
「うん、丁寧にしてくれて、凄く気持ちいいよ」

 「旦那にもしたこと無いのに・・・」
「今度して上げなよ、きっと喜ぶよ」


恥ずかしそうな照れ笑いをこぼすエイコ。
自分の行為で男が感じる、という喜びも分かってきたのだろう。


「じゃ、シックスナインになってみようか」
 「・・・何ですか、それは?」

「男の人と女の人が、互い違いになって、お互いを舐め合うことだよ」
 「・・・えーーっ?」

部屋の中は少し暗くなり、顔色まで見えない。
きっとエイコはこの瞬間に顔面が一気に紅潮したに違いない。


「お尻をこっちに向けて、俺の顔を跨いでみて」
 「・・・いいんですか?綺麗じゃないですよ」

「いいよ、俺もあなたも気持ち良くなろうよ」
 「・・・はい」


エイコは小声で返事した。
丸く、大きい骨盤を抱くエイコの股間が俺の顔面に跨る。

薄めのヘアの奥にある女の深奥を指で割ると、微かに湿っていた。
薄いパールピンク色のエイコ自身は、彼女の性格と同様にこじんまりとしていた。


 「恥ずかしいです・・・」
「大丈夫だよ、綺麗だよ」

 「そんなぁ・・・女のアソコは汚いって・・・」
「そんなこと無いよ、エイコさんと同じで可愛いよ」


これだけ綺麗な身体をしていて、なぜ旦那とも風呂に入らないのだろうか。
何にそんなに引け目を感じているのだろう。
余計な詮索をしてしまう。
幼少の頃に「女は汚い」といった擦り込みでも受けたのだろうか。


プレイが進むに連れて、エイコも感じてきた様子だ。
突起を舌先で細かく舐めると声も漏れだし、エイコ自身もしっとり潤ってきた。 


「ねぇ、俺・・・」
 「何ですか?」

「本当にエイコさんとHしたくなっちゃった」
 「えぇっ?本当ですかぁ?」

「でも、ダメだよね・・・」
 「・・・いいですよぉ」


あっさりと交渉成立。
その後に、しっかりと付け足しがあった。


<以下次号>






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