華のエレヂィ。〜elegy of various women 〜
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2002年06月18日(火)

史上最大の妄想作戦。 その3



<前号より続く>


「今から目隠しするよ」


身を硬くして小さく座る、バスローブ姿の亜衣は無言で頷いた。
俺は部屋のハンドタオルを亜衣の目に当て、後頭部のところで結んだ。

亜衣の顔面前で不意に殴る真似をした。

少しでも見えていれば避ける動作を反射的にするが、全く気付いていない。
きちんと目隠しできているようだ。


「じゃ、後ろ手に結ぶよ」

今度は亜衣の両手をもう一本のタオルで、背もたれの後ろで結んだ。


「本当に嫌なら言ってね」

亜衣は力無く頷く。


「じゃ、今から亜衣の右足を手すりに掛けるよ」
 「・・・えっ?!」


俺は亜衣の戸惑いを無視して、亜衣の右足を右の手すりに掛けた。
そしてバスローブの紐で亜衣の右腿のあたりと手すりを少々きつめに結んだ。


「次は左足ね」
 「・・・いやっ!恥ずいっ」


亜衣の抵抗をやはり無視して、亜衣のバスローブから紐を抜き取り、
今度は左足を左の手すりに掛け、腿と手すりを結んだ。

目隠しをされた亜衣は、大きく開いた両腿を椅子の手すりにゆわえられ、
あまりにはしたない格好をしている。
胸の膨らみ、そして黒々としたヘアの向こうの亜衣自身が何の障害もなく見える。

もはやバスローブは身を隠す役割を果たしていない。


「想像してみて、今、どんな格好している?」


亜衣は無言のまま俯いてしまった。

人前では絶対にありえない、卑猥な格好をさせられているのだ。
それも、両手も両足も結ばれて抵抗できない。もう自分の力では隠せないのだ。


「そのままじっとしていてね」


俺はわざと足音を立てて部屋中を移動した。
ドアをばたんと音を立てて閉じ、その場に立ちとどまった。

亜衣はどんな行動を取るか見たかったからだ。

タオルを外そうとしたら叱るつもりだったが、
亜衣は従順にもその格好のままじっと耐えていた。


2分ほど経ってから、俺は息を殺して足音も立てずに彼女に近づいて、
亜衣の変化を観察した。

俺の存在に気付いていないのか、全く無言のままだ。

大きく開かれた亜衣の腿。

薄めのヘアの奥に、亜衣自身が剥き出しのままだ。
ふっくらと開きつつあった亜衣自身からは、粘性の透明な雫が椅子の座面に滴っていた。


亜衣は濡れていた。


俺はまた足音を殺してドアのところへ行き、わざと開いたドアを大きな音をさせて閉じた。

亜衣の身体はピクッと反応した。
視覚がない分、聴覚が敏感になっているのだ。


「じゃ、亜衣のアソコを見せてもらうよ」
 「・・・いやっ・・・」


しばらく声を出していなかったからか、亜衣の声がかすれていた。


「外から懐中電灯持ってきたんだ。これで亜衣の腿の奥を見るよ」
 「・・・」


実際には持っていなかったが、亜衣の妄想を煽り立てるためのハッタリだ。
俺は大きくはだけたバスローブをさらに捲り上げた。
改めて覗いた亜衣の腿の奥は、先程よりもさらに粘性の液体で潤っていた。


「亜衣、濡れてるね・・・糸引いている・・・すごいね」
 「・・・すごいでしょ?」


亜衣はどれだけはしたない状態になっているのか、自分でも分かっている。
恥ずかしさを隠すためか、わざと明るく卑猥な事実を語った。


「どう?懐中電灯でじっくりと観察されているってのは?」


一瞬の間の後、亜衣は無言で動かない両腿にギュウッと力をこめた。
反射的に閉じようとしているようだったが、抵抗できない。
亜衣自身には、今度は白く濁った濃い粘液が滴ってきた。

女が潤ってくるところなど、普通じっくりと見る機会は無い。
貴重な経験だ。


俺は開かれた亜衣の腿の内側に軽く爪を立て、中央に向けて滑らせた。
亜衣は過敏に声を挙げ、激しく悶え反応した。
俺の狙いは的中した。


「亜衣、どうして欲しい?」
 「・・・舐めて、舐めて・・・!舐めて欲しい」

「どこを?」
 「どこって・・・クリトリスッ、お願い・・・」

「舐められたら、どうなっちゃう?」
 「わかんないよぉ・・・イッちゃう」


普段は恥ずかしがって自身を何かと見せたがらない亜衣。
今度は自分自身を舐めてと甘え、懇願する。
本気で可愛い、と感じた。


「もうちょっとじっくり見たい・・・亜衣、本気汁が溢れているね・・・」


低い声で亜衣の股間で起こっている事実を口にした。


 「ねぇ、ダメ?ダメ?・・・ダメ?」


亜衣はすっかり焦れていた。


「じゃ、舐めてあげる」

俺は亜衣の両足を解き、真っ直ぐ立たせてベッドへと導いた。
目隠しと両手はまだ結んだままだ。

ベッドの脇に亜衣を導き、そして後からベッドへと押して倒した。
息を呑み、驚く亜衣。


「そのままバックの体位になってみて。好きでしょ?」


両手を後ろ手に結ばれているので窮屈そうだったが、
両膝を立てて尻を俺に突き上げる格好になった。

俺はかろうじて尻を隠しているバスローブを捲り上げた。
亜衣はうめく。


素裸でいるよりも、着衣を剥ぎ取られるほうがいやらしい。
俺はそういう計算も入れていた。

だからわざとバスローブは着たままなのだ。


白く丸い尻、そして亜衣自身が俺に剥き出しになった。

亜衣は次の俺の行動を焦れながらも、待っていた。



<以下次号>








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