2013年07月02日(火)  金持ちより、人持ち。(金蘭千里中学校講演・前編)

大阪・金蘭千里中学校にて、3年生に向けた「進路講演会」でお話しさせていただく。前回講演した中学2年生は、今高校3年生。
>>>2009年11月16日(月) 金蘭千里中学校講演「宝物はあなたの中にある!」

3年半ぶりの、ただいま!

校長室には、前回講演したときに書いた色紙が。

「宝ものはあなたの中にある。それを宝の山にするのも宝の持ちぐされにするのもあなた次第」と小説『ブレーン・ストーミング・ティーン』の一節をしたためたもの。脚本協力した朝ドラ「つばさ」総集編と脚本を書いた「つばさ」スピンオフの告知葉書とともにラップをかけて大事に保存してくださっていた。



その左隣にある絵本『わにのだんす』は、講演の後、辻本賢校長に受け取っていただいた。

お茶目でお話好きな辻本校長は3年半のブランクを感じさせない気さくさで迎えてくださり、相変わらず楽しそうにうれしそうに金蘭の生徒や卒業生の自慢をされるのだった。色々と気を遣うことの連続ではと察するのだけれど、実に飄々としている。学校と生徒たちを面白がる力が人一倍すぐれているのだろう。


『わにのだんす』に添えたメッセージは、おなじみの「金持ちより人持ち」。

講演では、とくに、そのことを感じる。

もちろん謝礼を頂戴し、交通費まで出していただけるのだけど、何のために講演に行くかといえば、お金を受け取るためではなく、人に会いに行くため。わたしが脚本の仕事を通して発見したこと感じたことを分かち合い、その石ころを受け取った人たちが面白がって転がして光らせてくれるのが何よりうれしい。

今回の講演では、たくさんの質問が石ころを磨いてくれた。
忘れないうちにと帰りの新幹線からツイッターに書き込んだ質疑応答は、かなりの分量があるので、明日の日記に送ることにする。

前回と今回の大きな違いはfacebookの登場。3年半の間に、わたしも金蘭千里中学校もfacebookを始めていた。
>>>金蘭千里高等学校・中学校(公式)facebookページ

講演が終わって校長室に戻ると、パソコンをのぞきこんだ辻本校長が「もううちのfacebookに上がってますわー」。またたく間にレポートがアップされ、すでに「いいね」が2つついていた。そのスピードもさることながら短時間でまとめたレポートの的確さに驚いたら、国語科の先生が書かれたとのことで納得。

2012年07月02日(月)  「ありがとう」と「ごめんね」と「だいすき」
2010年07月02日(金)  「千回おめでとう」の千賀と再会
2009年07月02日(木)  「胸が痛む」のではなく「おっぱいが泣く」という感覚
2008年07月02日(水)  マタニティオレンジ306 雨の日も風邪の日もビデオ三昧
2007年07月02日(月)  マタニティオレンジ139 マジシャン・タマチョス
2006年07月02日(日)  メイク・ア・ウィッシュの大野さん
2005年07月02日(土)  今日はハートを飾る日
2004年07月02日(金)  劇団←女主人から最も離れて座る公演『Kyo-Iku?』

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