親にとっても、刺激的で新鮮な一年生の4月。たまにとっても新しいお友だちがふえて、さぞかし……と思ったら、育成(学童保育)で時間が余るからドリルを作って、と言う。友だちと遊ぶより、一人でえんぴつ走らせてる時間のほうが長い模様。通信教育のドリルをやっている子も多いので、それを真似したくなったのもあるらしい。
「おじゃるまるのあたらしいおはなしをかんがえましょう」という出題は、ネタを供給させようという目論みが却下され、「さんすうがいい」とのこと。しかも「ふたけたにして」と強気。
「おじゃるまる10ふん。3かいみたら、なんふん?」
「あまちゃん15ふん。2かいみたら、なんふん?」
「たまとまま、りょうてあわせたら、ゆびなんほん?」
「ぴのひとはこ6こ。ふたはこでなんこ?」
といった問題を出したら、翌日、育成の先生から「一緒に解いてみましたが、3問目が難しかったようです」と連絡帳にコメントがあった。その問題は「350円のみかん。500円玉で買ったら、おつりはいくら?」というもので、引き算はどうやら苦手らしいが、他の足し算やかけ算は解けた様子。
ところで学校ではどんなことやってるの、と小学校で使っているドリルを見てみると、くまさんやうさぎさんの数を数えて、どちらが多いでしょうといったかわいらしい問題。レベルをうんと上げた問題を手作りで持たせて、育成の先生には、よっぽど教育熱心な親だと誤解されているかもしれない。「遊びですので、ほどほどにおつきあいください」と連絡帳に返事した。
というわけで、正解を求める問題はほどほどにして、自由回答問題を。
「しっているあさどらのだいめいをかきましょう」では、現在放送中の「あまちゃん」の前に再放送中の「純情きらり」が「しんじゅきらり」になってるのがご愛嬌。しかし、「つばさ」がないぞ。ファンクラブから「てっぱん&つばさ親善天使」に任命されたというのに!と突っ込んだら「つばさは、びでおでしょ」。放送よりもDVDで繰り返し観た印象が残っている様子。
「おはなしづくり」の「けしごむになったつもりのひとりごと」では「ぼくたちなんでえんぴつのかすだけしかたべてないんだろー」の回答に、なぜかハートがずらり。「さびしい」「めずらしい」をそれぞれ使った文章作り問題では「さびしいからいえでいおっかなーほんとわいえでたくない」(※いおっかなー→いよっかなー ほんとわ→ほんとは)「めずらしいなーあのこがあんなにべんきょうしてる」と回答。
自由回答は性格が出るし、日本語のつっかえどころも見えやすい。
家族三人について「どんなひとですか」という問いには、自分のことは「えがすきでいっつもべんきょうをしている」と持ち上げておきながら、パパのことは「おならがくさい」とバッサリ。わたしについても「かおのいろがさといものかわのいろ」(顔の色が里芋の皮の色、つまり色黒と言いたい)と容赦ないが、後から消して「びじん」と書き直して出題者の顔色をうかがうのだった。
2012年04月30日(月) 500m先の新居へ26時間
2011年04月30日(土) たま電車経由小豆島1日目
2010年04月30日(金) 大阪一高い山・金剛山にたま2度目(!?)の登山
2008年04月30日(水) Macは真っ暗、爆風でガラスは粉々!
2007年04月30日(月) 友だちの友だちは友だち
2004年04月30日(金) 日本映画エンジェル大賞受賞
2003年04月30日(水) 2003年4月のカフェ日記
2002年04月30日(火) 焼肉屋『金竜山』で酒池肉林
2001年04月30日(月) 2001年4月のおきらくレシピ