中国語の先生に「わたしのまわりで転職がうまくいってるのは、いい大学出た人より、語学ができる人なんですよね」と話したところ、「まあ、語学はコミュニケーション力ですからね」と言われた。先生は当たり前のことをさらっと口にした感じだったけれど、なるほど、そうですよねと唸った。言葉は道具。使いこなせなければ意味がない。どんなに発音が良くても、どんなに単語を知っていても、それだけでは宝の持ちぐされ。ましてや、英語ができる、中国語ができる、という「箔」をつけることが、語学を学ぶ目的ではない。外国語を通して、その言葉で営まれる生活や、その言葉が育んできた文化を知る。語学というのは、教養の根っこをふやす営みなのだろう。光るものは結果より、学ぶ過程の寄り道や回り道にある。学校を出てしまうと、知的好奇心と行動力の合わせワザがなくては、外国語を学ぶチャンスをなかなかモノにできない。外国語そのものをモノにできるかどうかは、さらなる本人の努力が必要ではあるけれど、受験も就職も関係なくなってから外国語に手を出すような人は、語学以外のことにも触手をのばしている。そういう人たちは、一緒にいて楽しい。と、同じテーブルを囲む中国語仲間を見渡して、あらためて思ったのだった。>>>今日の日記をTweetする 2011年04月24日(日) トイレに絵を描いてみた2010年04月24日(土) タマオッサンとタカオッサン(高尾山)へ2009年04月24日(金) 自宅で穫れたてしいたけ!2008年04月24日(木) マタニティオレンジ273 アルバム絵本『かまくらへいきました』2007年04月24日(火) 4000人と出会った男、大阪へ。2002年04月24日(水) 天才息子・西尾真人(にしお・なおと)
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