2009年02月13日(金)  Philaeのクッキーネックレス

「ハリーウィンストンって知ってる?」と先日ダンナに聞かれた。ウィンストン・セーラムなら知ってる。昔コピーを書いていたタバコのSalemを作っているR.J.レイノルズの本社があるところ。でも、ハリーウィンストンは知らない。答えはジュエリーブランドで、「ティファニーより憧れらしいよ」と知ったばかりのくせにダンナはイバった。贈ってくれる人がいないから、縁がないのである。

言われてみれば、ジュエリーブランドには相当疎い。宝飾欲が低いのだ。宝石を見ても憧れのため息が出ない。その代わり、ケーキの形のピアスにはときめく。ブランドでいえば、アーロンバシャ(Aaron Basha)のBaby Shoesにはハートを鷲づかみされた。宝飾欲が低い代わりに雑貨欲が高いから、かわいいカタチや面白いモチーフに惚れる。

雑貨欲を満たしつつお値段もかわいいジュエリーになかなか巡り会えずにいたのだけど、先日ネットで見つけたPhilae(フィラエ)というフランスのブランドのネックレスに一目惚れした。その名も「クッキーネックレス」と「ドーナツネックレス」。本物みたいなクッキーやドーナツが誘惑していて、思わず食いついた。クッキーがいいかドーナツがいいか、迷った末にクッキーを選んだ。

今日届いた包みを開けると、画像で見る以上に実物はクッキー感があり、ドーナツも欲しくなってしまった。誰に会うわけでもないのに早速つけて、鏡の前でニマニマしている。Philaeは1999年にイブ・サンローランがスポンサーとなり、ナタリーとオーシリーというデザイナー姉妹が立ち上げたブランドだそう。

クッキーネックレスに出会ったのは、ナルミヤインターナショナル会長だった成宮俊雄さんが手がける雑貨小物のネットショップMarizza(マリッツァ)。何年か前に辰巳琢郎さんの誕生パーティーにお邪魔する機会があったとき、知らない人だらけでオロオロしていたわたしに居場所を作ってくださったお茶目なおじさまが成宮さん。マリッツァが仕入れる雑貨にも、チャーミングな人柄がうかがえる。色使いが楽しいFanny fouks、童話の世界をモチーフにしたデザインがユニークなN2など、雑貨感覚で集めたくなるアクセサリーの宝庫。sold outになっているものも多いけれど、ちょくちょく再入荷、新作入荷しているので、こまめにのぞきたくなる。行くと、見たい商品がありすぎて、ついつい長居をしてしまう。仕事にならなくて困っている。

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