京都からSMAPのコンサートを追っかけて上京中のMさんは、2夜続けてコンサートを堪能し、今日は終日フリー。わたしも執筆を休み、娘のたまの保育園を休ませ、平日の休日を楽しむことに。
いつもはベーグルを持ち帰る近所の『白山ベーグル』の店内で朝食。カリッと焼いたベーグルに、クリームチーズやツナ(または卵)をつけて食べる。ベーコンとサラダと飲み物がついて580円。食べながら、Mさんがお手伝いしている高級ゲストハウス『仁寿殿(じじゅでん)』の朝ごはんの話に。Mさんは「自分にできるお手伝いはひととおり何でもやっている」らしく、もちろん得意の料理をふるって朝食も作っている。野菜たっぷりボリュームしっかりの体に良さそうなメニューに、地元のおいしいパン屋さんのパンと、ゲストハウスのマダムがこだわって選んだ「京都でいちばんおいしいコーヒー」がつくのだとか。金閣寺の近くにある隠れ家的なゲストハウスとのことで、サイトで拝見したお部屋も素敵。(※サイト情報によると、パンとコーヒーのコンチネンタルブレックファーストは通常500円で、年内はオープン記念で無料。季節野菜のポタージュや卵料理のついたフルブレックファーストは1500円)
「いまいまさこカフェ」読者予約特典「Mさんのケーキ」 11月5日Mさんより「仁寿殿マダムが日記で紹介されているのを知って喜んでいるよ」とメールあり。お友だちに日記読者がいらっしゃるそう。そこで、予約時に「いまいまさこカフェ日記を見て」と申し出ていただいた方に、Mさんのお手製ケーキをごちそうしますの大盤振る舞い。後を引く幸せをぜひ。ちなみに「あんたの書いている関西オバンばりの小姑Mは他人のようですぜ。仁寿殿で優雅に朝食をサービスするMちゃんと同一人物とは思えません」と本人から抗議あり。宿泊すると、麗しいMさんにも会えるかも。 |
Mさん自身は、自宅でときどき知人友人を招いて「ワンデーレストラン」なるものを開いているのだけど、口コミで広がって、京都の食通たちをうならせているという。町家を自分で改装している自宅は日々進化中で、そのうち「心ばかりのお礼をいただく」ようなゲストハウスもやりたいとのこと。
わが家に来て以来、掃除炊事に大活躍のMさん。小石川植物園に案内したところ、植物にもかなり詳しいことがわかった。「わたしは昔、絵を描いてたからねー。デッサンでよう描いたから植物の名前はたいがいわかるんや」。青い実を拾って、「これ、クルミやで。置いとくと、茶色くなってシワシワになるから、見ててみ」。足元の銀杏に「茶碗蒸し一年分!」と歓声を上げ、一面のハコベ(だったと記憶)を見て、「これでお茶作りたい」。これは染料になる、これも食べられる、などと大はしゃぎ。「ここがうちの庭やったら、まるごと使いきったるで」。
お昼ご飯にベーコンときのこのパスタ、夕食にブリの照り焼きとカボチャの煮物と里芋のサラダを作ってもらう。「うちの調味料で、こんな味が出せるの?」と驚く出来映え。たまが前のめりになってむしゃぶりつき、「うめ〜」ととろける。これではまるで普段ろくなものを食べさせていないみたいではないか。食卓はうるおい、キッチンはピカピカ。高級家事代行サービスをお願いしても、こうはいきますまい。
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