夜中に「いらない!」と声がして目を覚ましたら、娘のたまの寝言だった。夢の中でもイヤイヤをしているらしい。起きている間は、おむつに、スプーンに、靴に、あらゆるものに「いらない」とダメ出ししている。わんわんのおむつでなきゃいらないと泣き、わんわんをはきかけて、にゃーんじゃなきゃいらないと言い出す。
最近は語尾に「よー」がついて、「いらないよー」「バイバイよー」などと言う。その「よー」がバカにしたような口調で、なんとも憎たらしい。そんな言い方、どこで覚えたのか。「ぎゅうにゅう くださいな!」と要求して、パパが入れてあげると、「ママに」と言われて、パパが入れた牛乳は宙に浮く。「パパの牛乳は?」とコップを差し出すと、「いらないよー」と突っ返す。いたいけな幼子相手に人はどこまで寛容になれるか試されているような気分になる。
イヤイヤ表現には閉口することもあるけれど、言葉がだいぶ通じるようになってきて、「牛乳欲しい人、モーモーと鳴いてください」と言うと、「モーモー」と鳴いてくれたり、やりとりが面白くなってきた。「モーモー」と鳴いて大人が受けるのを見て喜んでいて、ますます調子に乗る。
たま「マ〜マ〜、こっちおいでよ〜」
わたし「そっち行ったら何があるの?」
たま「あまがいるよ」
基本的にナルシストなんだと思う。
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