2008年06月16日(月)  「SKIPシティ Dシネマ映画祭」で審査員やります

はじめて映画祭の審査員を務めることになった。『風の絨毯』プロデューサーの益田祐美子さんから「今井さんも一度会っているトヤマさんって男の人から連絡が行くから」と電話があり、トヤマさんからの電話で「知人がスタッフをやっている映画祭の審査員をお願いしたいとのことで、連絡先を伝えていいですか」と言われ、事務局の木村さんという女性にたどり着いて正式な依頼となった。木村さんとわたしが同い年であることが、二人とも生年月日を携帯メールアドレスにしていることから発覚。わたし以外に生年まで入れている人に初めて会った。同世代の親しみも加わり、初対面から話は弾んで、よろこんで受けさせていただいた。

映画祭の名はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭(7/19〜27)。不勉強で知らなかったのだが、SKIPシティとは埼玉県川口市の広大な土地を舞台に、埼玉県が中心になって進められている「中小企業の振興と次世代映像産業の導入・集積並びに国際競争力を備えた人材育成」の一大プロジェクト。映画祭もその一環として開催されているそう。

先週11日に都内で記者発表があり、わたしを含め長編コンペティション部門の5人の国際審査員が発表された。審査委員長はオーストリアのプロデューサー、審査委員は韓国の監督、アルゼンチンの撮影監督、日本のプロデューサー(甘本ノリオ氏)、日本の脚本家(わたし)という構成。長編国際コンペティション部門はグランプリの賞金が1000万円! 「長編映画制作3本以下 70分以上のデジタル作品」の募集に、今年は75以上の国と地域から693本の応募があり、12本のノミネート作品に絞られたという。一週間で12本の長編を見て審査をする、ずいぶんハードなスケジュールになりそうだけど、はじめての経験、どんな出会いが待ち受けているか楽しみ。会期中は足しげく埼玉に通うことになると思うので、映画祭を見に来る皆さん、見かけたら声をかけてくださいね。

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