小学三年生と間もなく二歳の女の子がいるY家と会食。子連れで少々うるさくしても気兼ねのいらない中華の店を毎回転々としているが、今回はわが家おすすめの飯田橋の『中国茶芸苑 馥(ふく)』へ案内。日中友好会館の中にあり、味は本格的ながらリーズナブル。ジャスミン茶入り水餃子、春巻き、黒酢の酢豚、上海やきそば、チャーシューまん、野菜まん、小龍包、四色餃子、野菜スープ、白身魚炒め、豆苗炒め、ごま饅頭……一歳児ももりもりと心配になるほどよく食べる。誰を連れて行っても喜ばれるけれど、飲茶好きのY家は一品ごとに感激し、「来週も来るかも」。あまり宣伝していないせいか、いつ予約しても個室が空いている。それはありがたいのだけど、やっていけるのかなあと心配になる。
子どもが退屈してくると、店を出て、広いロビーを散歩させて気分転換。上海美術館の展覧会をやっているギャラリーをのぞくと、バナナとりんごの静止画が。「バニャ」と指差して、たまはにんまり。お店の人も子どもに親切で、今日は食後に「お子様に」と杏仁豆腐をサービスしてくれた。
お店のすぐ脇にある後楽園を散歩して(虫が多く、砂利道で、子ども向きではなかった)、後楽園ラクーアまで歩き、ムーミンカフェでお茶。パンケーキが想いのほかおいしい。以前平日に来たときには各テーブルにムーミンがいたのだけど、今日は不在。リストラされたのか、混み合う休日は非番なのか。せっかく大好きなムーミンのお店なのに、肝心の一歳児二人はベビーカーで熟睡。
Y夫人のユメちゃんはおおらかに育児を楽しんでいて、彼女と子どもの話をしていると、ほっとする。穏やかでマイペース性格に加え、二人目で肩の力が抜けていて、いい感じ。ユメちゃんが子どもたちを診てもらっている歯医者さんは「指しゃぶりはどんどんさせなさい」と言うそうで、その根拠は「あごが発達するから」。文京区の健康診断でも近所の歯医者でも「やめさせなさい!」と𠮟られてばかりだったわたしには新鮮な新説! さらに、「母乳は天然のフッ素コーティング」説も。これまた飛びつきたくなる親切な新説! 「文京区では、早くやめさせないと虫歯になるって指導されたよ」と言うと、「三鷹市の友人は、二歳まであげなさいって指導されたそうよ」。日本と外国ならいざ知らず、同じ東京都内でもいろんな説が飛び交っているんだなあと驚いた。
2007年05月18日(金) 数学の本 日本語の本
2003年05月18日(日) 風じゅーの風よ、吹け!
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1979年05月18日(金) 4年2組日記 西佳先生好きょ