昨日からの熱が今朝は少し引いて38.4度。腰の痛みが激しく、陣痛を思い出す。陣痛のときに痛かった場所がハイライトされている感じ。熱が出た時の関節の痛みは歪みのある部分に集中するのだろうか。朝いちばんに娘のかかりつけの小児科で診てもらう。鼻に長い綿貌のようなものを突っ込んで待つこと約十分。インフルエンザではないとの判定が出てひと安心。とにかく腰が痛いと訴え、解熱鎮痛剤を処方してもらう。薬局に同じ保育園の親子がいて、「この子にうつされました」とお母さん。やはり親子でうつしあってしまうものなのか。今日一日娘のたまはダンナの実家で見てもらうことにした。
たったひと粒飲んだ薬が効いたのか、早い段階でしっかり休んだのが良かったのか、昼前に体調はぐんと良くなり、熱は一挙に6度台まで下がった。そういえば、たまが元旦の夜に熱を出し、夜中に「熱い!」とびっくりして、朝測ったら8度を超えていたのだけれど、その日のうちに平熱に戻った。子どもの体温は乱高下するなあと思ったのだが、わたしの体温も一日の間に3度近く変動したことになる。それにしても、お茶の温度が3度違ってもほとんど違いはわからないのに、人の体温は一度違うだけでも大違いなのは不思議。
昨夜眠っているときに家の電話が鳴ったことに気づいたのだけど、起きる気力がなくて放っておいたのが大阪の実家かもしれない、と思って電話した。新年始まって、まだ一度も話していない。ここ数年、両親は大阪の金剛山の山中にある旅館で年を越すのが習わしになっている。年越しコールをしそびれ、あっという間に一週間経っていた。電話してみると、昨日の電話は家からではなかったが、元気そのものの父が出て、母は遊びに出かけていると答えた。
今週は夫婦で沖縄へ行くと言う。「なんでか知ってる? 29800円やねん。飛行機代より安いやろ」と父。ピースボートの世界一周の旅はどうだったと聞くと「ハッピーアワーになると、ビールが半額の200円」という話ばかりする人だから、安いものには目がない。さらに月末には、今度は北へ飛んで札幌を訪ねるという。「これがな、偶然やねんけど29800円でな。会社は名鉄観光とJTBで別々やのに、通帳見たら、おんなじ値段やてびっくりしてなあ」ときわめて単純なことに無邪気に喜んでいる。格安ツアーを見ると「行かな損」という気持ちになり、思わず行ってしまうのだという。安いとはいえ二人で行くとなると結構な出費ではあるが、ちゃっかり元は取って帰ってくる。以前やはり格安ツアーで沖縄へ行ったときも「歌い放題で一晩500円のカラオケが良かった。しかもつまみもついてきた」「1000円の琉球グラスでつかみどりでようけ取れた」という話を夫婦でうれしそうにしていて、うちの両親は「元取り精神」という絆で結ばれているんだなあと感心したものだが、今回はどんなおトクな土産話を持ち帰ってくることやら。自分が体調を崩したこともあり、両親の健康が気になったのだけど、娘以上に若々しく過ごしているようで安心した。
2007年01月07日(日) 蓬莱の豚まん 日本一世界一551
2002年01月07日(月) カレーライフ