今回の帰省の目玉は、娘のたまといとこ達との初対面。まずは三日にダンナの弟夫妻のところのハル君と顔合わせ。1才9か月になるハル君は、去年のゴールデンウィークぶりのわたしとダンナに慣れないのか、最初はもじもじ。一方、人見知りが始まっていないたまは、一目で美男子の従兄が気に入った様子。「大好き」光線を出して手を広げ、しなだれかかるようにハル君にぺたっと張り付き、ハル君がひしと抱きとめて、熱い抱擁となった。「わあ、しっかり抱きあってる!」と二組のパパママは大興奮。
慣れてくると、ハル君は余裕が出てきて、ママ仕込みの「チュー」を披露。ぎりぎりまで顔を近づけてから唇を突き出し、チュッというさりげなく爽やかなキス。スプーンの扱いもまだ覚束ないのにキスの腕前は大人顔負けというギャップが面白い。じいじやパパの粘っこいチュー攻撃には食傷気味のたまも、ハル君のキスにはうっとりご満悦。ハル君も受けているのがうれしいのか、たまのことを気に入ってくれたのか、チューを連発。いとこ同士なのに禁断の恋に落ちてしまうのでは、といらぬ心配をしてしまうほど、いい感じの二人になって、初めてのいとこ対面は大成功。
今日はわたしの妹・純子の一家が会いに来る。4才になるシュンスケ君と1才七か月になるトモヨちゃん。シュンスケ君は会う前から「雅子んとこのたまちゃん」に会うのを楽しみにしていてくれたのだけど、いざ目の前にすると恥ずかしいのか隠れてしまう。トモヨちゃんはママを取られまいと必死。純子がたまを抱き上げると、不満を露にし、たまを睨みつける。女の子同士のライバル心もあるのか、たまもトモヨちゃんには警戒モード。ハル君にはあんなに愛想をふりまいていたくせに。わたしと純子も仲のいい姉妹というよりは、喧嘩の絶えないライバルだったけれど、その関係がたまとトモヨちゃんにも受け継がれるのか。別れ際には少し打ち解けて、ぎこちないながらも無事抱き合ってくれてひと安心。
きょうだいと友人の間のような、いとこという存在。子どもの頃、年に何度か親戚同士で集まる機会にいとこと再会できるのが、とても楽しみだった。たまといとこ達も次に会うのが待ち遠しくなるような関係になってくれたらうれしい。
2004年01月06日(火) 引っ越したお隣さんと舞い込んだ鳥
2002年01月06日(日) 非戦