毎年12月というのは「一年って早いなあ」を実感する季節だけれど、今年はとくに早かった。とくに出産してからの4か月の早いこと。あっという間に4か月検診。文京区では2日にわたって実施され、1日目の一昨日は検診とBCG接種と母親のX線検査。BCGは結核予防、X線検査は結核発見のためのもので、「先進国で結核の予防接種をしているのは、いまや日本だけ」なのだとか。BCGの注射器は、はんこのようなかわいらしいサイズながら、腕に押しつける力は、娘のたまを抱いているわたしにもずしっと伝わるほど強い。シャチハタ印をポンポンと押すようなリズムで二つ押されたが、一つ目のときには何が起きたかわかっていなかったたまは、二つ目で火がついたように泣き出した。泣き止んでからも「母親のあんたがついていながら、なんたることよ!」とでも言わんばかりに、わたしを恨めしそうに見上げていたが、泣いておなかが空いたのか、おっぱいを暴飲すると怒りはしずまった。根に持たない性格なのか、4か月児の記憶力の限界か。
2日目の今日は育児学級。ベビーマッサージ講習、歯と栄養についての講義、絵本を紹介してプレゼントしてくれるブックスタートが行われた。ベビーマッサージはオイルもジェルも使わないやり方で、ベビーヨガのクラスでやっている内容に近い。流儀はいろいろあれど、赤ちゃんとのふれあいが図れれば、それでよし。
一昨日の検診で気になったのが体重。服を脱いだ状態で6140グラムだったのだが、12月9日に測ったときは服を着て6300グラムだった、服の重さは150グラムぐらいありそうだから、10日間でほとんど体重が増えていないことになる。そのことを話し、もう一度測らせてもらうと、今日は二日前から210グラム増えて6350グラム。「ミルクを飲む量やウンチの量で、100グラム200グラムは簡単に変動しますよ」と保健師さん。大人の体重感覚からすると、1キロ2キロの変動ということになる。ひと安心して、6350円をたま名義の郵便貯金に入金。4回の入金で体重貯金は23376円になった。
2003年12月21日(日) SLばんえつ物語X’masの旅 2日目:喜多方
2002年12月21日(土) 切手占いと『鉄カフェ』1st drip
2001年12月21日(金) サプライズ