■編集を終えた『月刊 加藤夏希』DVDのビデオが届く。9月のNYロケにも編集現場にも行ってないので、映像を見るのはまったくはじめて。撮影期間が短いのでシーンを削られることを覚悟していたけど、脚本で気に入っているシーンはほとんどキープ。英語の台詞もそのまま使われていたりして、うれしい。「加藤夏希さんのいろんな衣装と表情を見せる」ことを狙って脚本を書いたのだけど、本編約17分の間に7回ぐらい衣装が変わっていた気がする。焦った表情、困った表情、怒った表情、ほっとした表情など、おどけた表情など、顔の動きもバラエティ豊か。わたしが今までに持っていた加藤夏希像をいい意味で裏切る新しいイメージに出会えた。内野政明監督の演出は、あちこちに遊びがちりばめられていて、ポップでコミカル。だけど単なるドタバタではなく、ちょっぴり夢のあるハッピーエンドを用意しているので、短編作品として楽しんでもらえるとうれしい。発売は11月25日で、ただいま予約受付中。
2002年10月24日(木) JSAを読んで考える 北と南 東と西