2004年08月27日(金)  汐汲坂(しおくみざか)ガーデン


■会社の同僚たちと汐汲坂ガーデンで夕食。同じ得意先を担当している営業K君の奥様のお母様がやっているお店で、1階が庭つきのカフェ、2階が家庭料理『菜彩(さいさい)』となっている。すでに行ったことのある同僚から評判は聞いていたけれど、内装といい、テーブルや器の趣味といい、店員さんの応対といい、心配りが行き届いていて、とてもいい雰囲気。ただでさえ居心地のいい店なのだけど、年末に生まれた愛娘を抱いた美人妻や気品のあるお義母様も挨拶に見えて、友達の家に招かれたようなくつろいだ気分になる。「葛とジャガイモの冷製スープ」にはじまり、前菜盛り合わせ、今朝仕入れた新鮮なお刺身、鶏の丸焼き……と次々とお皿が運ばれる。家庭料理とうたっているけれど、盛り付けにはこだわりが感じられて、おもてなし料理の風情。「こんなの絶対家で作れないよねー」と言いながら、ぱくぱく食べる。和風ベースの味付けはどれも食べやすく、いくらでも行けるけど再現不可能。デザートのきなこプリンもぺロリ。「食べ物でこれだけ人を幸せにできるって幸せだねえ」とみんな大満足。
■1階のカフェに場所を移して、食後のティータイム。ケーキは自家製で、近所には地元で人気のパティスリーも開いているらしい。カプチーノと小豆のチーズケーキをいただく。ケーキはしっとりしていて、好きな味。カプチーノはもう少し大きいカップだとうれしいけど、それは小さなこと。夜風に吹かれてお酒も飲めるオープンテラスは、日が差し込む時間帯も気持ち良さそう。渋谷から特急で35分、急行で40分のみなとみらい線の終点『元町・中華街』駅から歩いて6分。中華街の行き帰りに立ち寄るのもいいな。中華街、倉庫街に続いて、横浜方面に新たな誘惑。

2002年08月27日(火)  虹の向こう

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