■7時起床。「一緒に朝食をとりたいので同じ時間に起こしてください」と同室の増田さんよりメモあり。起こして食堂へ。宿泊客が多いせいか昨日より品数が多い。コーヒーで目覚める。■7時半過ぎ、映画祭のバスに『ひまわり』前で拾ってもらい、パコダテ人組とともに新夕張の駅まで届けていただく。■8時20分発のスーパーとかちに乗り、9時半過ぎに札幌着。三木さんのいびきで眠りから覚める。駅の喫茶店でコーヒーを飲み、スガイシネプレックスへ。劇場前で黒岩茉由ちゃんとママが待っていてくれる。入口ではパコダテ人予告編をエンドレスで放映。「テレビでもすごく流れてますよ」と茉由ママ。控え室に入ると、札幌テレビとアートポートの方々がずらり。スーツにシッポ姿の方も。11時過ぎ、客席そで口に移動。客席の反応を直に見られなかったが、終わったときに拍手が起きたとか。どさんこワイドの中島静佳さんの司会で舞台挨拶。シッポをつけた大泉さんとあおいちゃんに続いて前田監督が登壇。「いつも同じ服着てる」と突っ込むあおいちゃんに「俺たちはスタイリストがつかないんだよ!」と切り返す大泉さん。2本のマイクを3人で取り合い、笑いの絶えない楽しいトークとなった。上映2時間前から並んだ人もいたと聞くが、たっぷり話を聞けて満足されたのでは。■はじめての北海道旅行が重なった大阪の義弟夫妻と応援団の後輩で札幌出身の吉田君が見に来てくれていた。4人でサッポロビール・ファクトリーのビアホールへ。ハスカップビールにジンギスカン、鮭の陶板焼、ジャーマンポテトと北の味覚尽くし。同じビル3階の写真ライブラリーで田森君(函館映画祭受賞の同期)が働いていたことを思い出し、会いに行く。山形の人形劇台本コンクールで受賞したとのこと。■ファクトリー隣の旧永山武四郎邸を見た後、道庁の博物館へ。キタキツネの剥製の説明書きに「寄生虫エキノコックス」とある。■風邪を北海道に置き去りにして身軽になり、東京へ戻る。■(写真は、控え室にずらり並んだ『つけシッポ』)