スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2002年06月12日(水) 歌を呟いた。

今日も、早退しなかった。
てか、理科が三時間もあって・・・・。
時間割が、
理科
選択(私は、「編む」です)
選択(これは理科ね)
理科
数学
選択の編むでは、自分のあまりの不器用さに落胆。



早退をしないのは、家に帰るのが嫌だから。
早退をしたいと想うのは、学校が嫌いだから。





授業中暇だったので、乾いた血をがりがり剥がしてました。
爪の間に入った〜。
そして、やはし制服に血ついた。
でも洗濯したら落ちることがこれまでの経験によりわかっております(は?




血に臭いはしなかった。
もう、大丈夫かな。
















教室で座っていると、暑さとか、そんなんじゃない気持ち悪さっていうか、息苦しさが出てきて。
頭を殴られた後の感覚と。
吐き気。
運良く席が窓際なので、後ろの子には悪いけど、私の方の窓を開けた。
前後どっちかの席の窓しか開けれないんで。
ごめんよ。暑がりな、一定の暑さに達すると半死状態になるT。










卒業アルバムに載っけるクラブ写真。
今日は運動の方へ。
ユニフォームにならなきゃだめなんだよね。
で、短パンなのだようちのクラブのは。
でも私は自分の太さにすごいコンプレックス持ってて、嫌だったの。
それでも顧問の先生が、脱ぎなさいって、怒った。
私は嫌がったんだけど、余計怒られた。
他の子にも迷惑かかるかなと想ったら、脱ぐしかなかった。
泣く泣く(イヤ、マジで半泣きだったよ)写真を撮られることに。




写真嫌いといっても、まあ普通だった。
写り悪いとか(コレは元が悪いのでしゃーないが)
フラッシュ嫌いとか。
そんな程度。
それが今日。
カメラを向けられた瞬間、恐怖だった。
泣きそうになった。
泣けなかったけど、涙が浮かんだ。
なんでだろう?
解らないまま、私はカメラを睨み付けた。
カメラの向こう側を。
出来上がった写真はきっと、脂ぎった顔に、めちゃくちゃの髪。
目の下にはクマができて、睨み付けた目。
うわ。





まだ美術部の撮影もあんのに。










塾休んだ分行って来た。
前に増して先生が気持ち悪かった。
近づかれると鳥肌がたった。
本日二度目の半泣き。
後ろに立たれると解ける問題も解けない。
偶然腕が触れたときも、嫌悪感。
苛立ちを紛らわすために消しゴムに爪をくい込ませたら、ケースが破れて消しゴムがすこしだけちぎれた。










帰り道、涙を浮かべて、誰もいない夜の道路を走った。
恐くって、もっともっと浮かんできた。
それを抑えるために歌を歌った。
道路で。
浮かんだ言葉を適当に並べて、めちゃくちゃなメロディーと一緒に。
そしたら不思議な程に落ち着いた。










この世界の全てを手に入れられると想った。
この世界は私だけのものだと想った。
周りの色も音も全てが私が創り出したんだと想った。


私はきっと、自分が他人に残されるのがイヤだったんだ。
跡に残るのがイヤだったんだ。


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遠莉。 [MAIL]

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