鬼の様な長さです。

「ムーミン探検隊」
ドーナッツ島にフローレン・ミィ・スニフと探検に行く事になったムーミン。
潮が満ちると帰れなくなるのでそれまでに帰ると約束して出発する。
…あれですかね。
音階の名前したキャラクターが出てくるんでしょうかね。
スニフにソックリのカンガルーとか…。

…と期待したけど出てきませんでした。

みんなでウフフアハハと遊んでいるうちにスニフは一人で森の中へ。
そして洞窟(?)の中で紫水晶を見つけ、それで満足しときゃいいのに
もっと取るぞ!!と欲張ってると滑って巨大な穴の中へ落ちてしまいます。
彼がアニメの悪役だったらここで死んでますね。
スニフがいなくなって探すムーミン達。しかし雨が降ってくるという最悪な状況。
スニフは一人穴の中で助けを求めています。
そうこうしてるうちに潮が満ちて帰れなくなる…。
ていうか、スノークて理屈ばっかりで全然成功しねえ。
雨の中でマッチに火つけようとするし
ムーミン達を助けるために
鳥人間コンテストに出てきそうな巨大な羽を付けて
ドーナッツ島に飛んでいこうとするも
スノークにはそんな体力がないから海の上で力尽きる。
アホだ………。
ムーミンパパ、署長さんが引っ張り上げようとするけど二人だけじゃ無理!
…とそこに何の前触れもなくいきなり現れスノーク達を救出するスナフキン。
……なにこのヒーロー。

…あれ?何か走ってくる…あの(帽子の)シルエットは…
ス、スナフキン!?
い、いきなり!?びっくりです。
事情を話すと「ムーミン達なら大丈夫ですよ。ここで朝まで待っていましょう。」とパパ達を宥める。
スナフキンが一番冷静というか大人……パパよりムーミンの事を理解してる…。
スナフキンの言うとおりムーミン達はスニフも見つけて
テントで楽しくやっていた。
スナフキン自身は今夜ドーナッツ島で面白いものが見れるから来たけど
霧が多くて無理っぽいとのこと。
そして夜もふけ、島にはニョロニョロ達がやってきて
例の洞窟に入り、その洞窟から水が天高く吹き上げられその水にのって宙を舞う。
なんだかよくわからないけど神秘的で美しいですね。スナフキンはこれを見に来たらしい。
朝になってパパ達に再会しておしまい。

「歌う花のプレゼント」
んーと、特に面白ポイントはないのですが…。
トフスランとビフスランの話。
歌う花の球根が入ったトランクをムーミン一家へ持っていく途中にスティンキーに盗られて
そのスティンキーはスナフキンに見つかったから彼にあげて…
スナフキンは球根だからとヘムレンさんのとこへ持っていって…
ヘムレンさんのとこでやっと球根は見つかる。
それを水につけて花を咲かせると歌うらしい。
ていうかこのトフスランとビフスラン、悪気はないし無邪気なんだけど印象良くないなー…。
「3日で咲く」と聞いてたのにまったく咲かない球根。
スナフキンが「音楽を聴かせれば咲くかも。」と非常にメルヘンチックな
提案をして、スナフキンのハーモニカの音色を聴かせる。
するとニョキニョキ生えてきて歌を歌います。
「僕の音楽を感じてくれたんだ!」
とこれ以上ないってくらい嬉しそうなスナフキンが印象的です。

「ムーミンのすてきな夢」
ムーミンの夢は必ず誰か落ちる。
これってどういう意味なんでしょう?
ちょろっと調べてみたけど
高いところから落ちる夢ってのは不安感を表しているんだとか。
不安定な思春期によく見る夢らしい。
……ぴったりだ。
スタッフもここまで考えていたのなら凄い。
スナフキンが落ちたこともあるけどこれは?と思ったら
大切な人が落ちるのを見るのは、その人を失いたくないという気持ちの表れらしい。
あ、まんまだ。

夢の中でムーミンは何かを探してるらしい。その探してるものが滝の裏側にあると。
夢で見た滝のことが気になるムーミン。スナフキンに話します。
ムーミン「見た事ないけど聞いた事がある。滝の裏側に入れるって。」
スナフキン「誰から、聞いたんだい?」
ムーミン「スナフキン。」
スナフキン「えっ…僕?」

笑った。
忘れてんなよ!!
二人で明日、朝早く行ってみることに。
「あのね、僕、明日の朝早く、スナフキンと一緒におさびし山の方にピクニックにいくよ。」
ママに言ってお弁当を二人分作ってもらう。
そんな様子をパパが不審に思う。
「ママ…どこに行くって言ってた?ムーミン。」
「おさびし山ですって。」
「おかしいなあ。」
「なにが?」
「朝早くお弁当持って行くなんて…。」
「ピクニックでしょ〜?」
「いや、なにかおかしい。」
「どういう風に?」
「あの何気ない言い方…
こんなに早く寝るのもおかしい…。」
「だからどうしたんですか?」
「なにかをたくらんでるぞ…。」

ま…まさか二人で…
心中!!??(お宝探しです。)

まだ霧の濃い朝早く、スナフキンがやってくる。
後を付けてやるとかいってたパパはぐうぐう寝てます。
やっぱりパパはこんなヤツです。

「おはようスナフキン。」
「おはよう。」
「お弁当、二人分あるんだ。」
「ママが作ってくれたんだね。」

妹「『いや、僕が作ったんだ!』
『え?ム、ムーミンの手作りかい…?(ドキリ)』」
私「違うわ!!何でスナフキン照れてんだよキモイわ!!」

…雑音が入りました。

二人で滝の方へ向かっていく。
お花に話しかけるメルヘンさん(勝手に付けたヘムレンさんのあだ名)が見れます。
スティンキーがゴキブリの如くカサカサとついてくるのが面白いですね。
お弁当食ってまた行くと夢に出てきた滝が出てきて、裏側へ行ってみる事に。
奥へ行くと巨大なエメラルドを発見。(なんでこんなところに…?)

ムーミン「なんだガッカリだな。
僕全然宝石なんて興味ないのに〜。」

ここまで無欲だと逆にムカツキますね。

その時、助けを求める叫び声が聞こえたので急いで行ってみる。
エメラルド持ちながらポカーンと口をあけて走ってるスナフキンのカットがマヌケすぎw(失礼)
スティンキー「頼む…助けてくれ!」
スティンキーが滝から落ちそうになっている。

スティンキー「俺が死んだりしたら、一生後悔するぞ!
わかってんのか!」
スナフキン「今行く、じっとしてろ!スティンキー、動くんじゃないぞ。」
スティンキー「はい、わかりました。」

スティンキー変わり身早っ!

スティンキーも助けて宝石を家に持って帰る。
宝石を見るスニフの目つきが怖いですね。
次の日海にポケーッと浮かぶムーミンの姿が面白すぎです。
そして雨が降るかな?と思ってたら物凄い雹が振ってくる。
こ、怖ええええええ。
死ぬて、死ぬ。この量は異常です。
スナフキンのテントどうなる!?と思ってたらスナフキン
急いでムーミン家に避難してきました。
これはもう異常気象どころの話では…。
ヘムレンさんの姿がすごいのですが。
スカート?頭に束ねて球根みたいになってる…。
ヘムレンさんの花達は全滅。ヘムレンさんはその光景を見て
ショックで気絶してしまう。
そこで気絶したら死ぬと思うんですけど!?

「私の花…私の植物が全滅だ…私はもう駄目だ……。」

精神的なダメージで死にそうです。
ムーミン達は魔法でなんとかならないかな?とクラリッサばあさんのところへ行くが
クラリッサにも無理とのこと。
そこでスナフキン
スナフキン「飛行鬼ならヘムレンさんのお花畑を元に戻せるんじゃないかな。」
とひらめく。
ムーミン「飛行鬼?」
スナフキン「そうさ。以前
僕達の願いを、目の前でかなえてくれたじゃないか。」

……ちょっとまて、
その場面にお前はいなかったはずだ。(以前一生懸命探したらしい)
しかしそんなことおかまいなしに進行。
ス…スタッフ気づかなかったのか!?
誰か、あの場面でスナフキンを発見した方がいたら教えてください。
クラリッサに飛行鬼を呼んでもらって、
例の如くあのエメラルドと交換で願いを叶えてもらって一件落着。
飛行鬼とクラリッサって気が合いそうよね〜とか言ってたら
本当に知り合いだったのか。


「こわれたおうち」
ヘムレンさんの家を修理しようとしてとんでもない配色にしてしまうムーミン達の話。
ヘムレンさんがヤバイ。

こーんなステキな部屋にしたんですもの、絶対素晴らしい発見をするわー。
とみんなからはやし立てられる。
どうもそれがプレッシャーになっているみたいで…
毎晩悪夢にうなされる…

まっくらな闇の中、光る花を発見するヘムレン。
「ほおお、これは今まで見たことのない花だぞ、こりゃ大発見だ…!」
しかし花は消えてしまう
「あれ…?ん?」
そして、違う場所にまた発見して近づくが
やはり消えてしまう。

「教授、植物学の大発見はできましたか?」

ムーミンの声が闇の中に響く。
ムーミン「ヘムレンさんなら大丈夫ですよ。」
ミィ「あ〜んな素晴らしい部屋で寝てれば、きっとものすごい大発見ができるでしょ〜。」
ミィやフローレンの声も聞こえてくる…
「ミィ、新しい植物はそう簡単に発見できるものじゃあ…。」
フローレン「だって、前にものすごい発見をしたじゃない。」
「あれは長い間研究したからこそ…。」
ムーミン「大発見してくださいヘムレン教授…。」
ミィ「発見してね、ヘムレン教授。」
フローレン「ヘムレン教授〜。」

「教授〜。」
「教授〜。」
「ヘムレン教授〜。」
「教授ー。」
ムーミン達の声が闇の中に無数に響く…
「教授〜。」
「教授ー。」

「たのむ、頼む…みんなやめてくれ!!!!」

……
病んでます。

相当やばいです。

それから毎晩悪夢にうなされて眠れずに夜中、村を徘徊し始めます。
へ、ヘムレンさんもそろそろ……。
フラフラ徘徊して人の家覗いたりかなり不審者です。
夜釣りしてるスナフキンのところに行ってみたり。
魚釣る気もないのに釣りしてるスナフキンがおもろい。
毎日こんななのでもうヘムレンさんはボロボロです。
いつお迎えがきてもおかしくないです。
とか言ってたらある日の深夜…
何やら神々しく光るお花畑を発見する…。
わ、渡っちゃいかんヘムレンさん!!!!(汗)
近づくヘムレンさん。やばいです。この光景はシャレになりません。
ああ、ついにヘムレンさんは…。

…実はその花は夜中に咲いて光を放つお花で、
ヘムレンさんは本当に新種を発見したのでした。
…でもスタッフ狙ってないか?この演出は。
新種を発見したんですからヘムレンさんはもうすっかり良くなったのでした。
ムーミン達の改造したメルヘンチックな部屋で
ナイトキャップを被ってお人形さんと寝るヘムレンさん…。
似合いすぎる。
もうあだ名はメルヘンさんでOKですね。


ついに次回は「楽しいムーミン一家」としての最終回になる話です。(冒険日記として続くが)
スペシャルやったんだね。
2006年09月06日(水)



日々の雑記 / 蜜柑

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