++ Wasabia ♧ japonica ++

平凡で退屈な日常の中にこそ、目を向けたい一瞬がある。
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◆ 2002年05月07日(火)
セックスフレンド その1
彼女のことを悪く言う気はないのだが、友人の元々彼女。前の前の彼女のことだ。

いや、元々元彼女だな、正式に言えば。


彼女とは面識もあるしオフ会で会ったことも何回もある、電話でも話したことあるし恋人である私の友達と別れたときは、メールで相談にも乗った。

特別、私と気が合ったというわけでもないし何か魅力があるというわけでもない。人に批判する人でもないし、隠れて陰口叩くタイプでもない。控えめでおとなしめの、人見知りするタイプだ。




どうやら別れてからも身体の関係が依然として残っていたみたいだが、別にそれは独身同士の男と女だ。お互いにいい人が居るわけでもないし割り切っているのなら良いと思う。

だけど私から見たこの二人の関係は、明らかに彼女が未練たっぷりで男のほうはもうすでに違う女性に恋をしていた。
恋をしている間はこの彼女を友達として扱い、恋が終わるとセフレとして扱う。



まるで都合のいい女だ。



それでも私は「それでもいいんじゃないか」と思ってた。振り回されるのも彼女の責任のうち。そういう人だとわかっていて身体を許しているのだから。



ある日聞いてみた、彼女のことを。

「別に会いたいってわけじゃないな、行きたい場所があって一人では寂しいからあいつを誘うって感じ、別に他に行ってくれる人がいればその人と行くし。あいつと結婚する気はもうないよ。」


彼の休日は日曜日じゃなく平日、平日にわざわざ休んで相手をしてくれる人はそうはいない。


恋人が出来ると


「あいつになんて話せばいいんだ、あいつやきもち妬くんだよな。」

こんなことを言う。
自分に気があるってことを十分に認識しているから言えるセリフ。




そのまま話せば良いことではないか。そう言えば彼女は気持ちが離れて、他に好きな人が出来るかもしれない。時には徹底的に振って、未練のないように叩きのめしてやるのも優しさのうちではないのか。



結局、何かのときにキープしておきたい。そういうことなんじゃないのか。

長く付き合ってきている女は自分のこと知っているから扱いも楽だ、寂しいときには付き合ってくれて恋人が出来ると相談相手、セックス付きなら手放したくはないわな。


それほど、執着もないくせに?


それはひどいな。



最初のうちこそ、彼女の今後を心配していた彼だが今はもうすでに自分のことしか頭にない様に見えた。お節介の虫がうずく、もうそろそろ自分を顧みなさいと。

だけど昔、この彼女の相談に乗ったとき、私が送ったメールを彼に見せたらしくそれから彼女にそういったメールを送ることは一度もない。



別れてから、何人の女の相談に乗ったのだろう彼女は。
私が知る限りでは、4人。いやそれ以上だろうな。



今、また彼は恋をしている。

私は彼のもとから去ったから彼の相談役は彼女一人だ。
惚れている相手の恋の相談役なんて辛いだろうに。
ノロケまくる彼のことだ、ノロケるためだけに電話もしてくるんだろうな。


前の恋を引きずる気持ちはわからないわけでもないけども、そろそろ相手の気持ちが自分にないことくらい見抜けないと。

何年も都合いい女やっていると、自分の価値さがるぞ。









それとも彼が最終的に誰とも結婚できなくて、いい年までいくのを待つか。
彼の結婚願望の強さを知っていての、待つ女戦法?



そんな博打ナイズな人生も貫ければよしなのだが、挫折したときの無駄な時間を費やすこと、なんと馬鹿げたことか。

もしハッピーエンディングが来たら、その時初めて私は彼女を見直すだろうがな。
バッドエンドのとき披露宴に出席してそうで、ちょっと怖い。



なんにせよ、30になるんだからさ。
新しい恋をしようや。
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