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◆ 2002年05月04日(土)
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敢えて「不倫否定派」を述べてみる
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「不倫について」肝心な私の意見なのだが当然、否定派だ。
が、殊更に声を大にして訴えるつもりもない。 なぜなら不倫している人を非難できうる権利を持つのは、その配偶者もしくは子供。親、時には親類縁者ぐらいなもので、それを例え友人であろうとも赤の他人が非難できる立場にはない。 せいぜい出来る範囲は感想を述べる程度ではなかろうか。
その中でも配偶者が許したのなら周りは何も言う権利はもたないのではないか。
とはいえ、それで終わらせるわけにいかないので、ちょっとだけ。
「危機が迫った時に側に居る人にドキドキしているのだと錯覚し、恋してしまう。」ってのは有名な話。 そこからわかるように人間なんて曖昧な生き物で、危機感と恋愛感とを錯覚してしまうようなファジィな回路で出来ているわけだ。
「その相手だからこその恋愛」なのか 「シチュエーションに酔っているだけ」なのか。
人の目を盗んでひた隠さなければならないアングラな世界の中で、どちらなのかを自分で分析できる人など居ないだろう。そんな特異な背景引っさげて「不倫も普通の恋愛と変わりない」だとか「純愛」だのと、自分の足元も見えてない人が吐いているのは滑稽な限りだと思う。
それが例えどちらであったとしても許されない状況は連綿として続くわけで、継続された昂揚感の中で冷静になれるはずもなく、同時に真実がみつけられるはずもない。
結局、不倫関係でなくなった途端に相手に魅力を感じなくなって別れちまったなんて話はゴマンとあるところから、何割かは状況による恋愛へのすり替えだったのだといえるだろう。
あと、昨日も書いたけど不倫の言い訳に「一人の人を愛し続けるなんて、云々」というなら結婚制度そのものをなめているとしか思えない。
この際、現実的に「愛し続けることが出来るか」が問題ではない。 出来るか疑問に思っている時点でその人は結婚は不向きだろ。少なくとも「この人なら愛し続けるだろう」と断言できるほどの強い意志(もしくは錯覚)でもって踏み切れる、踏み切った結婚でなければ、結婚は少し考える余地があると思う。
最初はそう思って結婚したけど、後になって疑問に思ったのなら離婚するなり別居するなりこれからの人生をそこから修正すればいい、その際、不本意ながら結婚生活を継続ってのもアリだが、ルールは遵守すべき。これを不倫したあとの言い訳に使うのは見苦しいばかりだ。
そもそも結婚ってのは、恋愛の持続ではなくて生活の羅列だ。恋愛の継続を考えることが間違いなのだから。
追記。
離婚してから恋愛すべきなどという否定派ではない。 長年継続された結婚生活ってのは、そんな単純に解消できるほど簡単なものでもないし、また、やむを得ずそういう関係に陥っている人だっている。
単純に「否定」「肯定」と一般論で片付けられる問題ではないしな。 |
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