| 2004年07月05日(月) |
| 【 祖母のお見舞い2日目 】 |
「ふへ?」
気絶するように寝て、起きたら天井がいつもと違いました。
「・・・?」
辺りを見回すと、ベッドの下では母がまだ夢見心地です。
窓の外は、霧がかった自然がいっぱいの景色。
田舎での久しぶりのお目覚めの瞬間です。
昨日、叔父と母と私でビールを飲み
それのオツマミとして食べたビーフジャーキーを頬張りながら
半分寝ている管理人は、再びベッドに潜り込みます。
時刻は5時半、まだ叔父も母も起きていません。
ゆっくりと2度寝タイムです。
その後、母と叔父が一階で話す声を聞いて起床。
寝ぼけながら階段を下り、居間に向かいます。
どうやら祖母のお見舞いは午後になったら行くみたいです。
昨日コンビニ弁当を買った時に一緒に買ったパンをかじり
前に持ってきた『ゲッチューまごころ便』を読みながら、午後が来るのを待ちます。
「おーい、そろそろ行くぞー」
一階で叔父の声がしましたので、着替えてお見舞いに行く準備をします。
病院がある場所まではかなり離れているので車での移動です。
先に外に出た叔父の後を追い外に出ると、そこには猫の姿がッ!
やたらと人懐っこいです!穢れを知らぬ猫達です!
都会の猫は私が近付いただけで逃げるぞ!
どうやらお隣さんが飼っている猫で、名前はポン太、モモコ、ジャッカルと言うらしいです。
一匹だけ名前が浮いてます、しかもジャッカル、メスらしいです。
撫で回していると(セクハラ)
車を移動させて来た叔父が乗るように促します。
しばしのお別れ、止めてくれるな猫達よ!
だが、ちっこいテロリストとハニー三毛猫(我が家の猫)達に浮気は内緒だぜ!
ホテルのような病院に到着し祖母の入院している病室に行きます。
今日は手術の説明会です、ちなみに説明会は5時から。
それまでは祖母と一緒に散歩したり話をしたりして、まったりと過ごします。
ちなみに散歩の最中
病院内にある食堂で食事制限をしている祖母が焼肉定食を食べてましたが
私は何も見てません。
看病で疲れている叔父に「寝て良いよ」と言うと
叔父はプレイルームにてしばしの休憩をし始めました。
すると母が、デジカメを取り出し祖母と一緒に撮りたいと言い出します。
「観光名所じゃないんだよ?」と思いましたが言いませんでした。
しかし、デジカメ電池切れ(ドーン)
仕方ないので単3電池を買いに売店まで行っている最中
院内放送で祖母が呼び出されてました。
どうやら、手術の説明会の時刻になったようです。
ドキドキしながら話を聞いていると先生は
今回の手術をする為の麻酔に祖母が耐えられないと言う話をしてきました。
色々検査をした結果、手術は難しいと言う結論に到達したみたいです。
仕方ありません。
手術をしなくても命に別状はありませんが、手術をして死んでしまっては
もともこうも無いです。
ガックリと肩を落としている祖母に更に追い討ち
手術をする事ができないから、明日すぐに退院だそうです。
叔父と母も了解し、説明会は終了。
祖母の荷物の大半をまとめ、明日退院しやすくしました。
帰り際、これで私はしばらく祖母に会う事ができないので
叔父と母をちょっとだけ先に行って貰う事にし、残って祖母と色々と話をしました。
最後に私は何故か泣いてました。
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