un capodoglio d'avorio
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2004年11月10日(水) バースデイ・セイント

図書館でキリスト教関係の事典をあさっていたら、ふと、ミーハーっぽい背表紙の本が目にとまった。「バースデイ・セイント」・・・、あ!


そういえば先日、イタリア語会話のクラスで l'onomastico(聖名の祝日)について、話が盛り上がった。フランスやイタリアなどのカトリック圏ではいまでも残る風習で、自分の名前と同じ(もしくは連なる)聖人の日は誕生日みたいにみんなでお祝いするらしい。つまり365日、それぞれに聖人が割り当てられている。


昔は、自分の生まれた日に該当する聖人の名を、そのまま命名していたらしいのだけれど、最近はさすがに男女の名前の違いなどからそのまま命名しないことが多い。そして、大体どんな名前をつけてもどれかの聖名に連なることになるらしいから、いきおい、イタリア人やフランス人は、誕生日以外にもうひとつの聖名の祝日を持つことになる。


前置きが長くなったけど、それでわたしの名前は本名でも「どか」でも聖人へのコネクションが見つけられなかったので(いや、実は「どか」から「ドミニコ」へとむりやり繋げてやろうかしら、と思ったのだけれど、ドミニコ会創始者へ自分を繋げることのあまりの畏れ多さに断念w)、とりあえず実際の流れとは反対になるのだけれど、誕生日から聖人をさかのぼってみる(くどいけど、ホントは名前から祝日を決定するのです)。


・・・、するとわたしのバースデイ・セイントは、やっぱり畏れ多くて参ってしまう。なんと、


  <カンタベリーの聖アンセルムス> o(^-^o)(o^-^)o ヤッター


だった、ひえー。あのアンセルムスさんですかっ。嬉しいけど、、、畏れ多いなあ。聖アウグスティヌス、聖トマス=アクィナスと並ぶ、3大スコラ学者のひとり。イギリスのカトリック教会の下地を築き上げた偉大なヒト。なんか特徴はいろいろ、勉強にまつわることが書いてあって、当面、どかの生活にフィットしそうなので、勝手に信じてみることにする、えへへ♪


むかしやったガンダム占いでは、


  <ジムキャノン(後方支援専用)> (ノ_<。)。。ウッウッウッ


とかなんとか、極めてマイナーなキャラクターを押しつけられていたく傷ついたものだった。ジムキャノンから聖アンセルムスかあ、うひひ、昇進だなあ、えへへ。


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