un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2004年09月02日(木) フレスコのかけら

3週間ぶりのゼミ。
例によって、自分の発表はハッタリかましまくり。
・・・、良かった。
まだ、わたしのハッタリは効くらしい。


夜、寺町通りの台湾料理屋さんで、
この夏からイタリア政府の奨学生としてローマに行く、
Sさんの壮行会。
うわさは本当だった、ごっついおいしい。


帰り、なぜかひとりで河原町通りで迷子になる。
あー、迷子になるこの感覚、
なつかしいなーと思う。
鴨川に出て、風にあたる、せせらぎの音が、少し痛い。


三日かけて修復したフレスコ画の天使が、
泥水を浴びて三分でかびてしまって剥離する。
そんなことの、くりかえし?


ちょっと、許容範囲を超えてると思う。
どうにかしなくちゃ。


でも、フレスコのかけらは床に散乱してるよ?


天使の羽はもいちどはばたけるの?
フレスコを永遠に修復しつづけることは正しいの?
美とはそもそも永遠でなくちゃいけないの?
古びて滅んでいくことに美しさがあるの?
銀河鉄道999で、わたしたちは何を学んだの?


フレスコのかけらは、床に散乱しているよ。


どか |mailhomepage

My追加