un capodoglio d'avorio
3週間ぶりのゼミ。 例によって、自分の発表はハッタリかましまくり。 ・・・、良かった。 まだ、わたしのハッタリは効くらしい。
夜、寺町通りの台湾料理屋さんで、 この夏からイタリア政府の奨学生としてローマに行く、 Sさんの壮行会。 うわさは本当だった、ごっついおいしい。
帰り、なぜかひとりで河原町通りで迷子になる。 あー、迷子になるこの感覚、 なつかしいなーと思う。 鴨川に出て、風にあたる、せせらぎの音が、少し痛い。
三日かけて修復したフレスコ画の天使が、 泥水を浴びて三分でかびてしまって剥離する。 そんなことの、くりかえし?
ちょっと、許容範囲を超えてると思う。 どうにかしなくちゃ。
でも、フレスコのかけらは床に散乱してるよ?
天使の羽はもいちどはばたけるの? フレスコを永遠に修復しつづけることは正しいの? 美とはそもそも永遠でなくちゃいけないの? 古びて滅んでいくことに美しさがあるの? 銀河鉄道999で、わたしたちは何を学んだの?
フレスコのかけらは、床に散乱しているよ。
|