un capodoglio d'avorio
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2004年08月22日(日) G2札幌記念

女王ファインモーション、復活!


この日の日記は、これだけで、いい。
これ以外に、語らなくちゃなことは、なにひとつ無い。


まあでも、それもなんだし。


下馬評では、三強が抜けているとされた。
先行するスピード能力に定評がある、良血馬のローエングリン。
G2G3では圧倒的な勝負強さ、好意から粘り混むバランスゲーム。
そして、ファインモーションである。


ローエンとバラゲーも、どかはキライじゃないし、
だから、三連複も買ってみる。
でも、もちろん、あとは単勝にガツンとつっこむ。


・・・無事に走ってくれればいい、
ケガだけはしないで欲しい・・・、でも。


レースは、もう感動的のひと言。


武豊が、なんとスタート直後シンガリにつける。


まさか、後方一気?


ざわつく道頓堀WINS。
ファインはどちらかというと、前目でこれまでレースをしてきたし、
スパッと切れる脚というより、グイィンと延びる脚だから、
好位抜け出しがベストと思われていたからだ。
ローエンとバラゲーの実力馬が馬群を引っ張る。
三角、まだファインは最後尾。
そこから、大外を通って武豊がまくる!


四角出口で、先行する二頭以外をほぼ捉える、
まだ、武豊は鞭を入れない、入れないけど、
脚色は悪くないっ・・・「これは、クルッ!」


二年前に見せた、時間を融かしてしまうほどの、とは行かないまでも、
ストレートのターフを染め上げていくオーラが見える。
どか、この時点で涙こぼれる。
二頭はまだ、五馬身ほど先行、とどかないかも。
でも、このオーラが見えればそれでいい。


武豊、鞭を入れる、ファイン、さらにシフトアップ。
のびる、のびる、くる、くる、くる、、、、きたー!!!!


ゴール後、ジョッキーは鞍上ではげしくガッツポーズ。
G1レースを勝ち続けるこの日本最高のジョッキーが見せた、
G2レースでは珍しい仕草は、この北の大地で行われたレースが、
歴史的に重要な、女王の再戴冠への道行が始まったことを告げていた。


号泣。


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