un capodoglio d'avorio
2004年08月12日(木) |
なら燈花会(&ペルセウス座流星群) |
猿沢池のあたりからポチポチ歩き始める。すっごい、水面に映りこむ灯籠のろうそく。日が沈んでからは涼しくて、風がヒンヤリしていて気持ちいい。浴衣ッ娘がたくさんいて、どか、ほくほく(なんだそれ)。
猿沢池南岸から、対岸の興福寺五重塔を眺める。水辺という場所が持ってる、魔術的な空気。
興福寺の境内から奈良県国立博物館に向かって歩く。もう、奈良公園内いたるところが灯籠で飾られる。点じゃなくて線、そして面で広がる雰囲気、すばらしい。
結構たくさんの人出で最初はびっくりしたけど、ぶらぶら歩くと適度にヒトも少なくなって気分良く歩けた。この右の灯籠の後ろには鹿クンと鹿チャンがいて、ポヤーっと柔らかい明かりの向こうにつぶらな瞳。でも、立派なツノ。。。うらやましい。 笑
そして、どかがもう、言葉を飲んでしまった風景、浅茅が原近辺。奥に向かってゆるやかな芝生が広がり、まんべんなく配された灯籠。素敵なことは、その灯籠のあいだをぬって歩けること。天の川に浮かぶみたいに。
これは定番、春日大社の参道。このあたりもヒトが少なくて、風が気持ちいい。明かりがステキなのじゃなくて、明かりのまわりが完全に闇に沈んでるのがステキなんだわ。と思う。それにしても歩けど歩けど灯籠の連なり・・・。
春日大社から、新公会堂に抜けてその前の芝生。ここもすごかった。見渡す限り眼下に広がる無数の明かり。遠くに見えてるのは東大寺の大仏殿。芝生に腰を下ろして、ポヤーっと風に頬を当てる。幸せ。
そうそう、ここで腰を下ろして、腕時計見てみたらもう20時30分。ペルセウス座流星群の極大は20時と聞いてたので、ちょっと、がんばって空を見上げてみる。。。ふたつくらい、何とか小さいのを視界の端にひっかけたかなあ。寺社仏閣をライトアップする照明が強烈で、けっこう空が全体的に白んでしまっていたのもあって、流星群観賞には良い条件では無かったかも。
でも、燈花会と流星群にはさまれるという経験は、とってもロマンチックじゃない? ふふ。
それはともかく、予想してたよりもずーっと幻想的で素晴らしかったので、燈花会、行って良かったでした。
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