un capodoglio d'avorio
2004年06月01日(火) |
愛し君へ(〜第7話) |
キャストはいい、演出もわるくない。 でも脚本がイマイチ、緩い気がする、 というかちょっと違うでしょ。 さだまさしの原作を読んでないから、 どこにどかがズレを感じているのか、 原作自体なのか、脚本化したときなのか、 分かんないけれど。
ある女性がつき合っている男が失明します、 ということを知ったときに、その女性の友人や弟が、 「ごめんなさい、わかれてください」、 ってその男に言いに行くという流れが、 いまいちしっくりこない。 とくに第7話なんてそれだけの回だったんだけど。 これだけ劇的な設定を敷いているのに、 プロットがその設定の激しさに耐え切られていない感。
でも、キャストは、いい。
菅野美穂、いいっす、うんやっぱり演技やらせると無敵だ。 「静止画だといいけど、動くと・・・」という女の子が多い昨今、 それが反対な彼女は(暴言多謝)女優としては素晴らしいと思う。 にしても、ちょっとやせすぎじゃないかしらん。 菅野さんもどかに言われたくは無いだろうけれど、 でも、二の腕とか足首、すっごい細いなあ。 ドラマの設定上、むしろ痩せなくちゃなのは藤木さんの方なんだけど。
そして、実は、どか、分かっちゃった。 というか、分かるの遅すぎ。 このドラマの主人公は、藤木サンでも菅野サンでも、 もちろん伊東美咲サンでもなく・・・、 泉谷しげるサマだったのだー。
いやー、泉谷サン最高、上手いよ、上手い。 同じフォークシンガーでも「あんたが大将」氏の百倍上手い。 下町の下品だけど上品な親父、というありがちなキャラクターなんだけど、 ちゃーんと、その役に入っているということが、 どれだけ安心感を与えてくれるか。
天下の<フジ月9>において、 いま、主役を張っているのは泉谷しげるサン・・・、 なんか嬉しくなるよね、うふふ。
追伸:あいかわらずナオタロウの歌は、きつい (>_<)
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