un capodoglio d'avorio
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2004年03月20日(土) G3フラワーC

サラ系3歳・牝馬・オープン・別定・芝1800m、
中山競馬場・第11R…、時事通信杯フラワーカップ(GIII)。
トライアルではないために優先出走権のおまけはつかないけれど、
開催時期と加算賞金額により桜花賞に向けての重要なレース。

牝馬クラシック戦線はこれまで西高東低の傾向がとても強かったけれど、
今年は東の期待のアイドルが登場した。
オークス馬ダンスパートナーを全姉に、
菊花賞馬ダンスインザダークを全兄に持つ超良血場、
ダンスインザムードだ。
厩舎は日本競馬界のヤンキースこと、藤沢和厩舎。
これまで騎乗してきたのはペリエに岡部。
そして2戦2勝無敗のまま、今回は武豊を鞍上に迎える。
もうこの条件だけで、既に単勝オッズは1倍前半が確定したようなもの。

しかし・・・!

ふたを開けてみると、発走時刻直前まで、なんと単勝1.0倍!
ほんっとに元返しやんか、おいおい、すごー。
販売締め切りをむかえて結局オッズは1.2倍に落ち着いたけど、
ホントに最後まで1.0倍で行くのかと思ったな。
やっぱり、大衆はアイドルをもとめるものなのだ。

さて。

しかしどかは今回、つむじを曲げることにする。
白羽の矢は8枠14番フォトジェニー。
あのスペシャルウィークの初仔、血統が面白いし、
あと名前が、楽しいから、そのまんまっていう。
これを1着固定にして馬単総流し、少額だけどね。

発走、グリーンチャンネルで観た。
雨が降りしきる主馬場の中山の芝。
2番手から3番手、好位置をキープする武豊。
ああ、もう横綱相撲に撤するのか、なんだか3角入ったあたりでもう、
勝負が決した感じ、4角出口、持ったままでスルスル進出。
役者が違うな、ムードちゃん。

なんかこう、とりつく島も無いくらいの完勝劇。
フォトジェニーは3角くらいでもうバルジュー騎手の手が動いてたから、
お話にならなかった、こう、直線で盛り上がることすら出来ないという。

ムードちゃんはつおい。
つおいけど・・・、オーラみたいなのが感じられないなあ。
例えばファインモーションや、スティルインラヴみたいな。
スティルは桜花賞の時点ですでにどこか芯の強さを歩様に感じたけどな。
キャリアを積んで発現する華というのも、あるのかも知れないけれど。

さあこれで桜花賞のメンツが固まった。
4月11日、阪神競馬場、芝1600m、クラシックレース緒戦。
どかは…、やっぱりそれでも、シュクルちゃんを応援するのかな。
3週間、ゆっくりぜいたくに悩むことにしましょう。


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