un capodoglio d'avorio
2004年03月19日(金) |
たんじゅんたんじゅん |
レビューにしたいことはやまほどあって、 マンガで言うと「万祝」や「自虐の詩」、 「秋日子かく語りき」「ラヴァーズ・キス」などなど。 音楽で言うとまず ZAZEN BOYS。 それからブッチャーズやくるり。 洋楽ではまってる、古いけどTHE PIXIES。 あ、CCCDについてもまだ書いてないか。 演劇も昔観たやつを振り返って書きたいのだけれど。
レビューはやっぱり、一瞬、グッと集中しないと言葉が出ないし、 でもその、一瞬の集中のための力が、どーにもわかない。 なんでかなあ? いや、理由は分かってるんだけど。
むう。
と思いつつ、夜、Hサンに電話かける。 おしゃべりにつき合ってもらう。 久しぶりにまとまった話をした気がするなあ、 ちょっと、すっきりした、たんじゅんたんじゅん。 テーマは馬、桜花賞いっしょに観戦ツアーは頓挫したけど、 また、オークスかダービーを是非! というところで話がまとまる。 いやーでも少し、楽になった。 どうもでした、Hサン。
ふう。
そう言えば、昨日、チラと「白い巨塔」の最終回を観た。 最終回だけ観るのって、どうしてこう、後ろめたいのだろう。 だからなぜか「ごめんなさい、財前」とつぶやきつつ。 あらためて、キャストの豪華さに圧倒される。 すごいなー、あのキャストを分散させれば、 5本くらいは楽にドラマ作れる。 主役級をあれだけ集めちゃうんだもんなあ。 「後ろめたい」どかの印象だけど、俳優、 江口サンはちょっとスランプかなと思った。 唐沢サマは、ちょっと良かった。 コクーンで観た「カノン」を思い出した、あの青ざめた顔。 矢田サンはどんどん上手くなるなあ、良かった。 伊藤サンは相変わらず、もったりもっさり。 あとカメラワーク、演出は、ちょっと狙いすぎてる気が。 もう少しあっさりしたほうがテーマが際だってくると思うのは、 しろうと考えなのだろうか。
いずれにしても「プライド」と比べてチャンとしてるなーという印象。 このご時世であの数字は奇跡と言ってもいいのではないかしら。
でもどかはそれでも「プライド」を応援したい。
内容的にも(野島ドラマとしてもフジ月9ドラマとしても厳しい)、 数字的にも(30%オーバーが使命だったことを忘れてはいけない)、 「矢尽き刀折れ」という状況だけど、 どかはそれでも野島サンの脚本家としてのひらめきと、 フジテレビドラマ演出部のふんばりと、 木村サンと竹内サンの役者の華に期待したい。
そう、多分、どかの調子が悪かったのも、 これからグッと上がってくるかもなことも、 ぜんぶぜんぶ、「プライド」にかかってたんだなー。 表層的な意味ではなく、複合的な深い意味で。 どかの「プライド」をあまり楽しめてない度というのは、 「プライド」のキャストやスタッフの成績だけじゃなくて、 たぶん、どか自身のある種のバロメーターでもあるんだなあ。
「プライド」をあまり楽しめてない度が上向いたら、 きっと、なんだかんだ言って、ぜんぶ変わってくる気がする。 そうだよ、そうそう、たんじゅんたんじゅん。
よし、来週の月曜日に向けて、ウォーミングアップしていこう。 がんばろう、どか。
ん。
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