un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2004年03月12日(金) ほーぷふりー?

きょうはゼミの研究発表会、午後から総人A号館で…。
と思っていたのだけれど、どうも着いてみたら様子がおかしい。
誰も、いない。
日時を間違えたのか、きょうとちがうのか。
場所を間違えたのか、こことちがうのか。
などと、不安になりつつ、フラフラしてたらSサンと遭遇。

   え、きょうは朝の10時からですよ、
   いま中断で昼ご飯ですみんな

へこむ。
反省しつつ午後からの部は参加、幸い、
どかがどうしても聴きたかったどかのイッコ上の、
M1の2人の発表はまだだった。
Kサンのティツィアーノの絵画論についての発表も、
Oサンのマグリットとシュルレアリスム運動についての発表も、
とても興味深く面白い。
まず何よりも1次資料を徹底的に読みこんでいることから生まれる説得力。
ドキドキしつつも、へこむ。
大丈夫か、私(めいびー?)。

でも、発表後の質疑応答が活発で、そっちのにより圧倒。
こう、ボスのドライヴィングフォースというか、
この素材としての資料と学生を、いかに「調理」すれば、
より「美味しく」なるのか、ということに向ける集中力の度合いに驚く。
グーッと集中して悩んだあとに出てくる言葉が、重くて鋭い。
もちろんゼミの先輩諸氏のアドバイスも、的確かつ堂に入っていて。
こう、弱いところを指摘はするけど、ポジティブな流れでホッとする。
…大丈夫か、私(…ほーぷふりー?)。

その後、誘われて7人ほどでキャンパス南側の小さな食堂で食事。
ちょっとビールの入ったボスが「白い巨塔」について熱っぽく語るのが、
かわいい、笑った。

「白い巨塔」→ 財前→ 外科医
→ 医療界のヒエラルキー→ 視界至上主義→ ミシェル・フーコー

と来て最後に、 →美術史 へと繋げる、こうなんというか、
ドライヴィングフォース?に感心しつつ、笑う。

笑いつつ、小心者のどかはまだ言えなかったなー。

  大事なのは医療界のヒエラルキーじゃなくて、
  アイスマンと氷の女神なんです!!

って。
…よし、今度、言ってみよう、いひ。
帰り、K特急の中で爆睡。
フラフラになりつつ「あーあしたも行かなくちゃ」と思いつつ、
家に着いたら「なんか届いてるで」と、おかん。
んー?と思いながら見たら、
UAEのアブダビを旅する女の子からの絵はがきと、
イングランド・ヨークを旅する女の子からの絵はがき。
ちょっと、嬉しい。


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