un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2004年02月22日(日) 日本一有名なキツネ

きょうは朝から、両親とクルマで愛知県半田市へ向かう。
ウチを出る前にI-PATで馬券は購入、スーパー競馬の録画をセット。
G1フェブラリーステークス短評へ
なぜまた愛知かと言うとどかのいとこのY姉チャンに
二人目の子供が生まれたので、そのお祝いがてら。
というか、どかは一人目の女の子にも会ったことが無かった。
東京にいてほとんど大阪に戻らなかったし、
そもそもY姉ちゃんとご主人はずっと愛知県にいたから仕方ないけど。

ホントはどかが運転したかったのだけれど、
保険の関係でどかはハンドルを握られない、ちぇ。
まあそんなわけで後ろの席でずっと寝てたのだけれど、
親父はその間、かなりすっ飛ばしていたらしい。
どかが乗っていたマーチくんには、
ひっくり返しても出せない速度で(おかん談)。
さすがと言うべきか、あうでークン…。

半田市に着いてうな丼を3人で食べた、普通に美味い。
そして、先方のお宅に到着。
叔父叔母と、Y姉ちゃん夫婦と、その娘であるところの、
Kチャンと、まだ赤ん坊のSチャンにご対面。
Kチャンとも初対面などか、Y姉ちゃんとそっくりで、
思わず笑ってしまう、いいなあ、血だなあ。

おかんが、私も孫の顔がはやく見たいわーなどと、
弱酸性のイヤミをこれみよがしにぶつけてくるので、
すかさず、Kチャンとにらめっこして遊んで窮地を脱する。
まだ1歳と10ヶ月、この子はきょう、どか「兄さん」と遊んだこと、
覚えてないんだろうな、将来、ちぇ。
また、ベッドで寝てるSチャンの小さい手、
その指、その爪の精密さに驚嘆する、すごいなあ。
こんなに、か弱い存在なんだあ。

その後、そのお宅から3kmほどの距離にある新美南吉記念館へ向かう。
「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」の2つは、
小学生の国語の教科書で読んだこと、当然覚えてる、懐かしすぎる。


↑「新美南吉記念館」地面に埋まってる建築、うねる芝生な、屋根

こじんまりとした展示内容だったけれど、
でも、すっごい良かった、というか、感動したどか。
こういう作家の記念館って良くありがちだけど、
でも直筆の原稿とか見ても、何だかなーっていままで思ってたけど、
ここは、良かった。
ビデオシアター、スライド、ジオラマなど、
よく吟味されたメディアを駆使して、
対象来館者の子供と、その保護者のどちらをもカバーできる展示方針、
そしてそれらが全て、成功しているとどかは見る。

特に良かったのが、童話の代表作のジオラマ。
それぞれ6つ程度の場面に区切って、
それぞれを小さなセットと人形で再現。
キャプションで童話の各シーンのあらすじをつけるという手法。
思わず、ひきこまれたもんな。

ってか、きっと「ごんぎつね」とか「手ぶくろを買いに」という名作が、
小学生のころに刷り込まれているのが絶対大きい。
ってか、どかも見ながら、また、涙がこぼれる。
あのストーリーは、やばい、切なすぎる。
切なすぎて、小学生には、まだ、早いんじゃないの?
とか思うくらい。

ともかくも、この「博物館」は素で素晴らしい、ヒットだ。
いかに日曜日とは言え、小雨煙る2月の寒空の下、
かなり不便な立地条件にもかかわらず親子連れ、
そして老夫婦など、幅広い来館者で結構混んでたもん。
偉いと思う、学芸員、いい仕事してると思う。

新美南吉は結核を患い29歳で死んだらしい。
ちょ、ちょっと、ちゃんとどかもがんばろうと心に刻むことにする。
刻みつつ、刻みつつ、帰宅してVTRをチェックするどか…テヘ。


G1フェブラリーステークス

大本命アドマイヤドンは単勝オッズ1.4倍。
このレースのあと、3月にドバイワールドカップへの出走が決まっている。
きょう実況が彼につけた枕詞は「日本代表」、なるほど。
鞍上アンカツも含めて、どかはドンは鉄板と見る。
馬連でドンから、3頭に流す。
シャドウスケイプ、タイムパラドックス、スターリングローズ。

レースはスローペース、馬群はかなりごちゃつく展開。
府中の長い直線、ヨーイドンなラスト3ハロン。
ドンがなかなか抜け出さない、ぎりぎりまでアンカツ我慢。
ひとりになるとソラを使うクセを考えたらしい、さすがだ。
見ていても、あんまりドキドキしなかった、着差以上の圧勝だ。
2着は最後追い込んできた、サイレントディール。
3着がスターリングローズ・・・惜しかった。
でも、アドマイヤドン、格好良かった、
横綱相撲で、見応えのあるレースだったかと思われ。


↑「…おい、テヘじゃないだろ、どかっ」(byごんぎつね広場の彫刻)


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