un capodoglio d'avorio
きょうは朝から、両親とクルマで愛知県半田市へ向かう。 ウチを出る前にI-PATで馬券は購入、スーパー競馬の録画をセット。 (G1フェブラリーステークス短評へ) なぜまた愛知かと言うとどかのいとこのY姉チャンに 二人目の子供が生まれたので、そのお祝いがてら。 というか、どかは一人目の女の子にも会ったことが無かった。 東京にいてほとんど大阪に戻らなかったし、 そもそもY姉ちゃんとご主人はずっと愛知県にいたから仕方ないけど。
ホントはどかが運転したかったのだけれど、 保険の関係でどかはハンドルを握られない、ちぇ。 まあそんなわけで後ろの席でずっと寝てたのだけれど、 親父はその間、かなりすっ飛ばしていたらしい。 どかが乗っていたマーチくんには、 ひっくり返しても出せない速度で(おかん談)。 さすがと言うべきか、あうでークン…。
半田市に着いてうな丼を3人で食べた、普通に美味い。 そして、先方のお宅に到着。 叔父叔母と、Y姉ちゃん夫婦と、その娘であるところの、 Kチャンと、まだ赤ん坊のSチャンにご対面。 Kチャンとも初対面などか、Y姉ちゃんとそっくりで、 思わず笑ってしまう、いいなあ、血だなあ。
おかんが、私も孫の顔がはやく見たいわーなどと、 弱酸性のイヤミをこれみよがしにぶつけてくるので、 すかさず、Kチャンとにらめっこして遊んで窮地を脱する。 まだ1歳と10ヶ月、この子はきょう、どか「兄さん」と遊んだこと、 覚えてないんだろうな、将来、ちぇ。 また、ベッドで寝てるSチャンの小さい手、 その指、その爪の精密さに驚嘆する、すごいなあ。 こんなに、か弱い存在なんだあ。
その後、そのお宅から3kmほどの距離にある新美南吉記念館へ向かう。 「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」の2つは、 小学生の国語の教科書で読んだこと、当然覚えてる、懐かしすぎる。
↑「新美南吉記念館」地面に埋まってる建築、うねる芝生な、屋根
こじんまりとした展示内容だったけれど、 でも、すっごい良かった、というか、感動したどか。 こういう作家の記念館って良くありがちだけど、 でも直筆の原稿とか見ても、何だかなーっていままで思ってたけど、 ここは、良かった。 ビデオシアター、スライド、ジオラマなど、 よく吟味されたメディアを駆使して、 対象来館者の子供と、その保護者のどちらをもカバーできる展示方針、 そしてそれらが全て、成功しているとどかは見る。
特に良かったのが、童話の代表作のジオラマ。 それぞれ6つ程度の場面に区切って、 それぞれを小さなセットと人形で再現。 キャプションで童話の各シーンのあらすじをつけるという手法。 思わず、ひきこまれたもんな。
ってか、きっと「ごんぎつね」とか「手ぶくろを買いに」という名作が、 小学生のころに刷り込まれているのが絶対大きい。 ってか、どかも見ながら、また、涙がこぼれる。 あのストーリーは、やばい、切なすぎる。 切なすぎて、小学生には、まだ、早いんじゃないの? とか思うくらい。
ともかくも、この「博物館」は素で素晴らしい、ヒットだ。 いかに日曜日とは言え、小雨煙る2月の寒空の下、 かなり不便な立地条件にもかかわらず親子連れ、 そして老夫婦など、幅広い来館者で結構混んでたもん。 偉いと思う、学芸員、いい仕事してると思う。
新美南吉は結核を患い29歳で死んだらしい。 ちょ、ちょっと、ちゃんとどかもがんばろうと心に刻むことにする。 刻みつつ、刻みつつ、帰宅してVTRをチェックするどか…テヘ。
G1フェブラリーステークス
大本命アドマイヤドンは単勝オッズ1.4倍。 このレースのあと、3月にドバイワールドカップへの出走が決まっている。 きょう実況が彼につけた枕詞は「日本代表」、なるほど。 鞍上アンカツも含めて、どかはドンは鉄板と見る。 馬連でドンから、3頭に流す。 シャドウスケイプ、タイムパラドックス、スターリングローズ。
レースはスローペース、馬群はかなりごちゃつく展開。 府中の長い直線、ヨーイドンなラスト3ハロン。 ドンがなかなか抜け出さない、ぎりぎりまでアンカツ我慢。 ひとりになるとソラを使うクセを考えたらしい、さすがだ。 見ていても、あんまりドキドキしなかった、着差以上の圧勝だ。 2着は最後追い込んできた、サイレントディール。 3着がスターリングローズ・・・惜しかった。 でも、アドマイヤドン、格好良かった、 横綱相撲で、見応えのあるレースだったかと思われ。
↑「…おい、テヘじゃないだろ、どかっ」(byごんぎつね広場の彫刻)
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