un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2003年12月02日(火) 告発

どかと同じ日記サーバー<エンピツ>で日記を書いていて、
「お気に入り」に入れさせてもらってる<みなサン>の日記で、
<加藤大治郎選手事故調査委員会>の最終報告が触れられていた。


どかも新聞でその小さな小さな記事を観て「怒髪天衝き」だったから、
みなサンがどかとおんなじ印象や憤りを感じているのを知って、
ちょっと嬉しくて心強く思った。
で、どかとしてはこれを日記にするかどうかで迷っていたのだけれど、
みなサンの真っ直ぐな文章を読んで、どかも書こうと思った。


どかはこれまで<ホンダ>というメーカーには良い印象を持っていた。
スペンサー、ガードナーやドゥーハン、そして今だったらロッシという、
スターライダーが育ったのはファクトリーホンダがサポートしたからだし、
マンガ<バリバリ伝説>で主人公のグンは徹頭徹尾、ホンダ党だったし、
卑近なところでは、どかの父親は最近までHONDA/S2000に乗ってたし。


でもどかは、今後クルマやバイクに乗る機会があったとしても、
まず、ホンダは選ばない、もう、乗りたくない。


大体どかは、春の悲劇が起きた直後、
そのときのホンダの対応も有り得ないと思っていた。
その後に、第三者で構成された<事故調査委員会>を結成し、
原因究明に調査に乗り出すと聞いてどかは少し見直していたのに。
半年待たされた挙げ句に提出された<最終報告>は呆気にとられるものだった。


まず、HRC (Honda Racing Company) のサイトに出ていた、
<結果報告・抜粋>を読んで、わけがわかんなかったのね。
いろいろ言葉が尽くされてるけど、結局、何も言ってない。
で、2ちゃんねるの<大治郎板>のログを読んでリンクをたどり、
rsj.jp というサイトに掲載されていた<詳細>を読んだ。
繰り返し、繰り返し、読んだよ、どかは。
・・・、やっぱり、おかしい。


アクシデント直前のマシンの挙動とライダーの反応について、
「緻密な」調査による推論が提出されてはいる。
そして結果、<ハイサイド>とそれに続く<ウィーブモード>が、
コースアウトへ繋がる重要なステップとして結論づけられている。


そしてその後の部分で延々述べられていることを要約すると、


1:マシンにメカニカル的問題は無かった
2:コースの安全性はグレーだがレースに先んじてそれを指摘した者はいない



となり、言外にこの委員会が導いた結論とは、


「ホンダは悪くありませんでした」


だけなのだ。
「第三者」の「専門家」に調査を委託して半年間かけたあとに、
遺族とファンが受け取った結果とは、これだけだったのだ。


(続く)


どか |mailhomepage

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