un capodoglio d'avorio
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2003年11月04日(火) G1天皇賞(秋)

日付がズレてるけれど、11/2のレース。
競馬は何と言っても、秋が面白い。
「天高く、馬肥ゆる秋」だし。

秋競馬にはトリプルクラウンと呼ばれる3つのレースがある。
天皇賞(秋)、ジャパンカップ、そして有馬記念だ。
チャンピオンディスタンスと呼ばれる中距離のオープン戦、
年度代表馬を決定づける3つのレースと言っても良い。
さて、そのトリプルクラウンの緒戦、天皇賞である。
東京・芝・2,000m・定量オープン。

どかは、実はICU祭2日目、出演が終わってから、
府中へ飛んでいこうかと計画してたのだけれど、
で時間的には可能だったのだけれど。
でも、あの体調で行ったら、きっとマジ死ぬと思い断念。
ってか、とても、無理だった。
打ち上げまで少しでも休もうと思い、部屋に戻ってきて、
テレビで観戦することにする。

去年、ファインモーションから年度代表馬を奪ったヤツ、
「黒い悪魔」シンボリクリスエスくんに単勝で勝負する。
というか、春のグランプリ・宝塚記念で負けたのが、情けない。
キミはファイン以外に負けることは赦されないのだよ、クリスエスくん。
宝塚だろうが、盾(天皇賞)だろうが、有馬だろうが、
勝ってもらわなきゃ、困りますっ。
ファインがいないレースは全勝してください、お願いします。

圧倒的に大きい馬体、跳びの大きい走り、追い込みのキレ。
華があるのはまちがいない、さすがに年度代表馬だなあ。
返し馬を観ながら、ぼやーっとそう思ってた。

レース。
2番人気、ローエングリンが大逃げをうつ。
逃げ宣言していた、ゴーステディが追いすがる。
この2頭が後方の馬群をおいてどんどん加速、
4角手前で、20馬身もの差をつけてしまう。
どよめくスタンド。
クリスエスの対抗筆頭のローエングリンは確かに先行馬だけど、
いくらなんでも速すぎっ。
前半1,000m通過が、56秒9。
これは「あの」サイレンススズカの最期のレース、
天皇賞での伝説の大逃げの57秒4をも軽く凌ぐペース、有り得ない。

直線、坂に差し掛かって完全に脚が上がるローエン。
馬群が迫る、そして・・・。
来たっ、クリスエス!
馬群を割って坂を駆け上がるキレ!

どか「行け、行け、行けえええええええええっ」
ぶう「わああ○×△×△○☆」

と、テレビを前にして、アホになって絶叫する2人。

勝負どころを完全に見切ったペリエ騎手、さすがだわ。
ヨコノリ騎乗のツルマルボーイが最後に追いすがるも、
勝負は既についていた、横綱相撲、完勝だあ。
秋華賞に続き、今秋2勝目などか、えへ。

でも・・・、どかが観ててやだったのは、
完全に脚が上がってるローエンを激しく鞭で追う、某後藤騎手。
最低だ、かわいそう、壊れちゃうよ、あんなんしたら。
自分が折り合いをつけられなくて暴走させたくせに、
完全に歩いてる馬に鞭をくれるなんて、
八つ当たりにしか見えなかった。
ゴーステディ騎乗の吉田豊騎手との因縁で、
うがった見方をされてもしかたないよ。

人間、品性だ。

それはともかく。
クリスエスは、秋のトリプルクラウン、意地でも達成してもらいたい。
その緒戦は危なげなくクリア。
次は、世界の強豪を府中に迎え撃つジャパンカップ。
がんばれー!
ファインとぶつからない限りは、キミを応援するよ(多分)。


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