un capodoglio d'avorio
ようやく、毎日王冠の悲劇から立ち直りつつなどか。 まあ本当に回復するには11月末のエリザベス女王杯での、 彼女の勝利まで待たなくちゃなのだろうけれど。 あ、でも、マイルCSへの参戦計画もあるそう。 ヤダー、マイル路線はつまんないー、エリ女で復活して、 来期、再び盾(天皇賞のこと)を目指さなくちゃだよ。 伊藤師はホントにたたきまくるよね、馬ではなく、石橋を。
というわけで、まだモヤーッとした気分が拭えないのだけれど、 その理由は一番、上記の悲劇がデカいのだけれど、 最近、いろいろ、他にもあってね。 おうまさん関連で言うと、菊花賞・天皇賞(春)、そして宝塚記念を獲った、 現役最強の一角、ヒシミラクルが故障、この秋は絶望的らしい。 みらこー(ヒシミラクルのこと)クンのこと、 どかはあまり好きくないけど、でもこうなると、かわいそう。 悪役は悪役らしく、したたかに頑張って欲しかったな。 ふぁいんタンとみらこークンの挫折は秋競馬に薄くない影を落としちゃった。
さらにあって、競馬じゃなくて。 TMGE(ミッシェルガンエレファント)の解散はやっぱりショック。 ミッシェルのあの破滅的なパブロックな音は、どかはやっぱり、 そんなに好きくはなかったけれど、 というかでも、どかに限らず、 ロックンロールが好きならばみんな、 ミッシェルのことは認めていた気がする。 「あのスタイルは好きじゃないけど、まさしくロックンロールだよね」って (逆に、ミッシェルを否定してしまうと、 ロックンロール全体を否定した気にさせられてしまう空気あり)。 ハイロウズフリークなどかでもやっぱり、一度は聴きたいなと思ってたし、 アベさんのボーカルはヒロトさん並みに、 何か別次元のオーラを帯びていたようにも思う。 かつてブランキーがロックンロールを背負っていたように、 ミッシェルはロックンロールを背負っていた。 ・・・悲しいのではないな、でも、寂しい。
寂しいということで言えば、やっぱりハイロウズの白井サン脱退は、 いまになってなお、ボデーブローのように響く。 機会がないからライヴに行けてないけど、でも、 白井サン抜きの音を聴くのが、ちょっと怖い気がするなあ。
もっと言えば、最近レビューは更新してないけど、 GPを観ててもなお、切ないしねえ。 ゼッケン74のワッペンを胸につけて走るジベルナウが活躍すればするほど、 やっぱり加藤大治郎の不在が胸に突き刺さる。 だって、ジベルナウが大チャンに見えるんだもん。 あの鈴鹿のシケインの悲劇がなければ、 きっと今頃大チャンはあのポジションでロッシを追いつめてる。 ずっと大チャンを観てきた人はみんな、そう思ってる。 ミミちゃんとも話したんだけど、ぜったい、あれ、そうだもん。 ジベルナウがシャンパンシャワーとかしてるの見ると、 もう、泣けてくるさ。
テレビのニュース見ても小泉だの石原だのの言ってることを聴くだに、 もう立腹をはるかに超えて、切なくなるだけだし、あー、 実は、どか、結構いまブルーなのか。 プライベートでも大変だしな、Jのことでもまだむかつくし。 去年の秋は、一念発起して踏ん張った季節だった。 今年の秋は、なのに切ない、なあ。 秋と金木犀の香りは、どか、一番好きなのになー。
でもなんとか、自分の「アンテナ」は保守してかんとー。 これが錆びてなければ、きっと、またオーロラの「音」が聞けるでしょ。 と、思いつつ、きっとつか芝居やあおいたんや野島伸司の世界観の向こう、 そこに浮き彫りになる自分自身の「内側」ちゃんと見つめて、 自分の立ってる位置と向いてる方向を確認しなくちゃなんだろーな。 この点に関してだけは、大切なのは量じゃなくて質だ。 強くなくてかまわないから真っ直ぐでいられるように。 そのためには「アンテナ」を保守しなくちゃ、うんうん。
↑三鷹の跨線橋から立川方面を眺める 先だっての不通トラブルでお騒がせして全国に知られてしまった区間
「美しいものを見つめる力を私は求めます」
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