un capodoglio d'avorio
2003年10月14日(火) |
ケータイ刑事 銭形愛 (〜第2話) |
以前に BS-iで放送されていたドラマが地上波で再放送。 主演は宮崎あおい、やったー、エラいぞ TBS! 第2話まで見た、もう、とろけまくりーなどか。 設定がもう、はちゃめちゃ。 普通の女子高生・銭形愛は何と、警視正! IQ180の名推理で難事件を解決して警視総監賞を何度もゲットするも、 学校の成績とIQとは比例しないことも自ら証明するおちゃめサン。
ケータイには「警視庁から入電中」という着メロで事件の情報が入り、 高校の制服のまま(ブレザー)すぐにマウンテンバイクで現場へ直行、 写メで証拠画像を撮り、すぐに推理が始まる・・・。 そのケータイのストラップは、あのゆかりの銭形平次のあの「銭」・・・。 そして真犯人を追いつめる段になって、 その赤いひも付きの「銭」ストラップが、 シュルーッと伸びて犯人の腕を捉えて、 クッと引き寄せたあとの、 あおいたんの決めゼリフがすごすぎ・・・
愛の光で闇を討つ あんたが悪事を隠しても シッポとアンヨは見えてるよ その名もヒト呼んでケータイ刑事 銭形愛! そこら辺のギャルと一緒にすると ヤケドするよ・・・ 犯人は、あなた
・・・キャーッ (>_<)!! キャーッ、もう、嬉しいやら、恥ずかしいやら、かあいいやら、 もう、萌えーッ、いやん、もう、でへ。 どかはもう、いくらでもヤケドしちゃう、しちゃうもーん。 ハアハアハア。
ああ、私はあなたの「犯人」になりたひ。
・・・と、まあ、こんなんで (^_^;) 「害虫」や「パコダテ人」「ラヴァーズ・キス」などの主演映画と比べると、 明らかにテイストの違う、軽くて楽しい、 オフセットが魅力なエンタメドラマ。 あおいたんのパートナーは山下「食いしん坊」真司。 きっとプロデューサー的には、 あおいたんのサポート役を山下さんに期待したんだろうな・・・。 でも・・・、あおいたんのが、演技、上手いの。 やっぱ、ハンパ無いなー、何というか、演技への集中力。 演技派というひと言でくくってしまうのは、何というか、ためらわれるけど。
さっきの「恥ずかしい」決めセリフだって、笑ったあなた、 一度、聞いてみて欲しい、実際に。 画面でちゃんと見てみると、いや、やっぱり笑っちゃうんだけど、 でもね、予想されている空気とは全く違うから。 あおいたん自身は、あたりまえだけど、決して恥ずかしがって言ってないし、 かといって、素のままにサラーッと語ってしまっているのでもない。 演出家の白井晃サンがあおいたんのことを評して、 「演じることのてらいを知っている」って。 本当そうだと思う、こういう結構「大変」なシーンにくると、 それがよく分かる。 あおいたんはその年齢とはおよそ不似合いなほど、 演技の焦点を明確に定めてくる。 バタ臭くなく、嘘くさくなく、スケールが大きいとしか言いようが、ない。
こんなオフセットなくだけた味わいなドラマであっても、 そしてあおいたんの役どころもコミカルで楽しいものであっても、 あおいたんは、手を抜くのではなく、肩の力を抜いて、 ちゃんと、自分の狙うべき焦点を分かって演技をしている。
と、分かった風なゴタクを並べて理論武装をしつつ、 それを言い訳にこれから毎週、どかはテレビの前でとろけるのだろう。 ブレザー姿でマウンテンバイクをこぐ姿も、キァーッ (>_<)
この30分だけは、どかは完璧にしやわせでし。
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