un capodoglio d'avorio
会社にいてさあこれからまた残業。 っておもってたら、社内放送。
「明日、日本テレビ系列で24時間テレビが放送されます。 私たち・・・は、共催として・・・、カードで募金しませう」
自分がアフリカ象やったら、あの長い鼻で笑ってやりたい、ケッ。
「自分は安全な船の上にいて、溺れている人に向けて浮き輪を投げる人を見ると、 私は吐き気がするんですよ(野島伸司「この世の果て」)」
そんなに会社の名前で募金させたかったら、まずたまってる個人債権、 手放したらええんちゃうんかいな、ホンマ説得力の無い。 自分がアフリカ象やったら、自分の牙を折って象牙細工を配ろかな、きっといい金になる。 でもどかはヒトだから、それはやんない、募金もしない、 少なくとも日テレにはやんない。
ボロぞうきんのようにくたびれて帰宅して、 ボォっとして、少しうたた寝して、あ、そうだ。 と、思ってビデオでつかこうへいの「二等兵物語」を観る。 これはドカは生で観てないから、レビューを書く資格が無いので書かない。 でも、少し、いろんな「偽善」にまつわる、それは自分も含めてなんだけど、 それが晴れて気持ちよくなった。 ある意味、北区つかこうへい劇団の黄金時代がここにあるんだろうなあ。 スター未満の駒揃い、ダンスがすばらしく切れが良い。 従軍慰安婦と二等兵との恋物語in満州。 偽善を拒否することへの、つかなりの方法論、泣けないけど、面白かった。
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