un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2002年08月16日(金) アフリカ象

会社にいてさあこれからまた残業。
っておもってたら、社内放送。

「明日、日本テレビ系列で24時間テレビが放送されます。
 私たち・・・は、共催として・・・、カードで募金しませう」

自分がアフリカ象やったら、あの長い鼻で笑ってやりたい、ケッ。

「自分は安全な船の上にいて、溺れている人に向けて浮き輪を投げる人を見ると、
 私は吐き気がするんですよ(野島伸司「この世の果て」)」

そんなに会社の名前で募金させたかったら、まずたまってる個人債権、
手放したらええんちゃうんかいな、ホンマ説得力の無い。
自分がアフリカ象やったら、自分の牙を折って象牙細工を配ろかな、きっといい金になる。
でもどかはヒトだから、それはやんない、募金もしない、
少なくとも日テレにはやんない。

ボロぞうきんのようにくたびれて帰宅して、
ボォっとして、少しうたた寝して、あ、そうだ。
と、思ってビデオでつかこうへいの「二等兵物語」を観る。
これはドカは生で観てないから、レビューを書く資格が無いので書かない。
でも、少し、いろんな「偽善」にまつわる、それは自分も含めてなんだけど、
それが晴れて気持ちよくなった。
ある意味、北区つかこうへい劇団の黄金時代がここにあるんだろうなあ。
スター未満の駒揃い、ダンスがすばらしく切れが良い。
従軍慰安婦と二等兵との恋物語in満州。
偽善を拒否することへの、つかなりの方法論、泣けないけど、面白かった。


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