un capodoglio d'avorio
平田オリザと青年団の代名詞が「同時多発会話」だとすれば、 鴻上尚史と第三舞台の代名詞であるのが「群唱」。
先の台詞はクライマックスの群唱の最初の箇所。 鴻上は大海原を埋め尽くす白波を何千と駆けていく白兎のイメージを投影し、 あとを続けていく・・・
・・・母なる海が荒れれば荒れるほど、 ごうごうと続く高速道路が叫べば叫ぶほど、 目覚めるための助走の速度は増していく。 やがては生まれては消えた何十億という白兎のうちに、 よるべなき大空へと辿り着くひとつが、現れるだろう (鴻上尚史「ハッシャ・バイ」)。
・・・今朝、起きて思った。 チャリの名前、白兎でいっかな・・・
会社から、ぼろぞうきんのようにくたびれて帰ってきて、 iBookくんをいじってたら、MP3はあかんかったけど、 メールのアドレス帳は復活した、 こうして、途絶えない助走も、あるのだ。
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