un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2002年08月14日(水) 寝る前に一つだけ

なんだか、目が悪くなりつつある気がする。
電車の吊り広告の小さい字がかすむ。
目だけは良かったんだけどな、
代わりにだって運は生まれたときから悪かったし(BY大山金太郎)。
仕事のせいだ、絶対。
あんな細かい数字を延々ディスプレイに見てたら、
そら、サンコンさんでも視力落ちるっちゅうねん(暴言多謝)。
会計の基礎知識がないことが、悔やまれる、
結局イメージの有無がスピードを分けるのな、
スピードが遅くて焦ると、精度が落ちてくる、あとはもうネガティブスパ・・・

北海道に戻った「教授」より、メールを頂く、かなり嬉しかった。
「教授」といっても前の部署の上司なんだけど。
アトリウムで一緒にデカダン談義をしてたころを思い出して、
ずいぶん遠いところにきちゃったなあと思う。
疲れやら感傷やら・・・
でも、まだ、大丈夫さ、自分のベクトルは傷ついては、いない。
鴻上尚史に好きなせりふは、たっくさんあるけれど、寝る前に一つだけ読んだ。

  その時私は、私の人生を終わらせるために、真っ白な砂浜に立っていた。
  海に向かい膝を濡らし歩き出す私に、もう一人の私がこう告げた。
  今日私はあの人に会いに行こう。
  この街からあの人の住む街に戻ろう。
  そして、はっきりと伝えよう。
  私が私であるために必要なその言葉を。
  そう決心する私の思いを高速道路の騒音は見事なほど美しく砕き尽くす
  (鴻上尚史「ハッシャ・バイ」)。


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