un capodoglio d'avorio
昼下がりの駿河台、あるコーヒーショップにて。 外は風が、強い。
A:はいアップルサポートセンターです、 トラブルについてお伺いいたします。
D:あのですね、実は誤って再インストールしてしまって・・・
A:・・・待ってください? ということは、それでバージョンダウンしてしまったのですか?
D:ええ、そうなんですよぉ。
A:おかしいですねえ、 再インストール時にはバージョンダウンの上書きはしないよう プログラムされているのですが・・・
D:はあ。 すいません(なぜ、あやまる、私よ)。
A:そうなるともうあとは・・・
D:え、リ、リストアっすか?
A:ええ、それが一番安全で確実かと・・・
D:だってデータとか全部とぶじゃないですかあ。 ヤなんですよね、あれ、前もしたんですが。
A:ええ、ドカ様のその履歴も残っています・・・ただこの場合は・・・
D:(ため息)わかりました。
と、いうわけで、帰宅後まずAPPLEのWEBサービスの".mac"に接続、 ダウンロードの処理を進める。 その後、リストア実施! しかしそれが悪夢の始まりだった。
リストアがなぜか途中で中断してしまい、 その後はうんともすんとも言わへん。 最初からリストアやり直そうとしても、システムディスクがなぜか、 ハードディスクを認識できず、路頭に迷う。 何でやあああ。 またこの子(注:iBookくんのこと)を、 里子(注:修理のこと)に出すのんかああ、いややそんなんん! と声にならない悲鳴で充ち満ちた部屋で一人、
自らがiBookくんの付属品となって格闘奉仕すること一時間。 埒があかない・・・
一時間半後、半ばあきらめて絶望に泳いでいたら突然、 奇跡的にリストア再開!
二時間後リストア終了、iBookくん復活! すぐに音楽ファイルとメールを戻す、はずが、戻らへんん。 ああ、500個のMP3ファイルと、 たくさんのメアドが無くなったあああ。
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