un capodoglio d'avorio
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2002年07月30日(火) 「国際」と「北極星」

きょう某カード会社の国際セクションは朝から人事異動で揺れていた。
どかが前の部署にいたときからよくお世話になっていた(お世話していた?)先輩を含む
数名の社員が海外勤務を命じられていた。
どかのよく知ってるその二人は香港と韓国の拠点にそれぞれ転勤するらしい、ふーん。
二人ともどかの二つ上だから、どかも、あと二年か・・・
なーんて、そんな気は毛頭ないのに、シリアスぶってみたり・・・
する暇も無いのが今のどかがいる送金セクションだったりする、
火曜日は一週間で一番忙しい日、たくさん叱られて、少しも褒められず今日も終了、はー。
でもそうやんなーやっぱ。
前のオーソリセンターからはいくら異動つったって、いきなし海外はなかったもんな。
自分がいま「国際」にいるんだと実感する。

そんな「壮大な」スケールの職場から帰ってきて、徒歩五分の銭湯へポチポチ歩く。
\400の入浴料で果てしなく気持ちよくなった後は、
その隣のコインランドリーで乾燥機がゴウゴウいいながら回るのをポケラっと眺める。
汗を流して気持ちよくなった身体と汚れを流して気持ちよくなった衣類をつれて帰る途中、
エビスビールを買ってかえって部屋で「きゅ」。

最高、言うことなし。

「壮大」なんてたった今、この時には全然いらへん、なんて思う。
この超ローカルな手に届く幸せをかみしめることが、
今自分にできる精一杯だし、それで自分を少しずつ次の場所に連れて行ければ、それで。
大切なのは、自分の舳先をあやまたず目的地に向けること、
そのために「北極星」を見失わないこと。

その「幸せな」一日の締めとして、昨日借りてきたドラマの続きを観る。
これは、どかが今まで観たドラマの中でベスト・オブ・ベストな作品。
通して見始めるのは二回目かな。
前に見たのは確か1997年の8月。
それから6年経って未だに自分の真ん中に入ってくるか、確かめてみたい。
こんなところにも「北極星」はあるんちゃうんかなあ。
・・・三上博史、大好き!
今やってる「陰陽師」はあまりに可哀想。
彼はきっと舞台の上がブラウン管の中よか、きっと映えるんだと思う。
というわけで「どかレビューシリーズ」次回はこれです。

<野島伸司「この世の果て」>


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