un capodoglio d'avorio
2002年06月15日(土) |
民舞出演 「OPEN CAMPUS」 |
だいたいこの膝で、さんさの太鼓なんて無茶なんだよな。 いっちばん関節に負担かけるんちゃうのん、これわ。 なんて呟きつつ、太鼓をしょってバチを握る。 きょうは太鼓はどか一人。
持ち時間は15分、短い。 さんさの中から五つ選んでやることに。 わずか15分、最初っから全っ開でトバすことに決定(勝手に一人で決定)。 ギャラリーは予想通り少ない、でもそんなことはハナから分かってる。 見せるために踊るんじゃない、問題は自分のテンション、 それを散らかすのでは無く、まとめていければ。 「歩キダイコ」が終わる、カトカトカトカト・・・
終わって、やー、爽快。 かなり気持ち良かった。 かなり激しく解放してもたなあ、まあいいか。
ICUの魔女先生とボソッと会話。
「やあ、どかくん、おつかれさま」
「暴れちゃいました、すんません・・・でも気持ち良かったんですよー」
「まあ、それが一番よ、いいじゃんいいじゃん」
「そっすよね、はは」
かなりスゥッとしたな、きょうはー。 あんまし好きじゃない言葉だけど「癒された」気がする。 「癒し」って、外から来るのでは無くて、内側から来るのな。 みんな血まなこになって自分の外に外にそれを求めるからおかしくなってくる。 自分の内で何かが破壊されたり崩壊したりした反動で、 本当は「癒されて」くるのに。
人は状況や外からの力に屈するんじゃない、内から負けがこんでくるんだわ。 と心の底から私は思った。 今、まさに終わらせたくない何かが終わろうとしているのに、 少しもあせったり悲しくなったりできない。 どんより暗いだけだ(「満月」吉本ばなな)。
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