un capodoglio d'avorio
純粋な出来事の羅列ではなく、書きたいことをこのフォーマットに乗せて書く、 そのつもりではじめたのがそもそも。 でもメインで考えてたのは芝居と美術館、読書、ライブのレビューで、 そのレビュー以外の日はフツーっぽい日記風で、とも思っていた。 決して「オウマさん蜜月体験記」を書きたかったわけでも無く、 時事ネタに踏み込んで行きたかったわけでも無いのだけれど。
きょうiBookくんを前にして書きたいなと思ったこと。 1 MotoGP : SPAIN GPでの加藤大治郎の活躍、その才能の発露 2 マンガ : 津田雅美「彼氏彼女の事情」13巻 のレビュー 3 野球 : 阪神タイガース首位独走、貯金10 4 芝居 : 第三舞台「ファントムペイン」レビュー 5 奇跡 : UPがノビノビになってるアラスカ日誌 この辺りは本当にきょう、UPしたかったのだけれど、 どうしてもここで書かなくてはならないことが別にあったので仕方なく、書く (でもこの五つはいずれ絶対絶対、書くつもり)。
一般紙の夕刊に「海幕が米軍と裏取り引き!」という文字が踊っていた。 内容はアフガン空爆の際に、米軍の司令官に対して海幕が
「ぜひ、自衛隊のイージス艦などの出動要請を そちらからオフィシャルに出して下さい」
とお願いして頭を下げたということなのだ。 米軍からの依頼があったということであれば、国民も納得するから、 などという浅はかな立ち回りなのだろうか。 あまりにも露骨であまりにもお粗末な話だけれど。 結局、そうじゃん、シビリアンコントロールなんか日本ははなから無理で、 軍人が突っ走るんじゃん、アホか。 結局、小泉が「人道的支援をぉぉぉ」とか喚いてたのも、 第9条の軛から自国を解き放ちたいがための口実、きっかけに過ぎないんじゃん。 せっかくお金を注ぎ込んでそろえた軍備を使って世界に自慢したいだけなんじゃん。
何が「有事法制」だ。 今回の海幕の裏取り引きを個人的な独断によるものと小泉が言うのなら、 それは「私には軍人を統率することなど不可能です」と言っているのと同じ。 何が「有事法制」だ、そんなの通ったら前世紀前半に逆戻りするだけじゃん。
あー、むかむかする。
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