un capodoglio d'avorio
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2002年05月04日(土) G1NHKマイルカップ

いよいよ、府中開催のG1レースNHKマイルカップ!
朝から武蔵野線に乗り府中競馬場を目指す、凄い人、人、人。
もう府中本町の駅の改札から競馬場まで渡り廊下みたいので繋いでんのな。
確かにこの蠢き沸き立つ欲望の固まりが静かな住宅街を練り歩くのはゾッとしない
(とはいいつつ、女の子だけのグループや親子連れできてる人がたくさんいてのほほんムードも)。

さて。

到着しておいちいコロッケで腹ごしらえをして、東京第6レースから参戦。
例によって武びいきな私は武流しで馬券を購入、馬場内から応援する。
例によって沸き立つスタンド、圧倒的なスピードで走り抜けてく馬群、
そして先頭は願った武、2着には願ったナンバー、やった!
さい先良く勝ち馬券ゲットして超ゴキゲンなどかどか、比べて不機嫌なネコバス氏、ところがところが。
この後、やっぱり臨場感はスタンドよね、
と主戦場を移して臨んだ第7第8第10レース(第9レースは見送った)を全て外してしまう。
全然かすりもしなかったので
「やっぱりオウマさんってこあいよう、ううぅ」と今さら弱気などか。
馬連で片方はくるんだけどなあ、でもそんなことゆうたら、大方の人はそうなんだろうな。

スタンドはやはり、熱い!
レースが一つ終わるとみんな次のレースの馬を見にパドックにゾロゾロ行き、
そしてレース発走前になるとゾロゾロスタンドに戻って来て人口密度がグンと上がる
(あの広いスタンドに何人くらいいたのかと思い
 JRAのホームページで見たら最高収容記録は196,000人!凄すぎ)。

そして例によってファンファーレ!
パー、パパパー、パパパー、ジャジャジャジャーン、パパパパー、ジャジャジャジャーン!
どかは例によって武さま命で大本命の9番タニノギムレットから5・15・16へと流す。
9-15と9-16がそれぞれ一番人気、二番人気だからやっぱりガチガチの買い方みたい。
でもな、オウマさんが走る姿は美しいし、本命だろうが、大穴だろうが、かっこいいからいいのー。
発走!
スタート後すぐ5のアグネスソニックが最下位でやきもき、5にはもう一人のオキニの横山典が騎乗。
ああ、やはり大本命に託そう!と、オーロラビジョンを注視、まだ馬群は肉眼では見えない。
第三コーナーから第四コーナーにかかり馬群が遠めに凄い勢いで移動している、武様はまだ後ろ。
さあ、直線、スタンドが沸騰する!
「わあああ」「まくれ、おらああ」「させさせさせえええ」「ゆたかーーー」「をおをををおお」
これだ、これだ。
世界自体から自分の立ち位置が猛スピードで横にズレて揺れる感覚・・・

「全てのネガティブスパイラルの断絶」

武は、動くのが遅かったよー。
どかは府中の長い直線の2/3地点で見てたけれど天皇賞のときよりも動くのが遅い、
自分の前を通り過ぎていくときにまだ5番手くらいだった、けれど。
そこから武がグッと馬群の流れから前にズレてくる。
逃げるのは1番テレグノシス、2番はなんと横山アグネスいつの間に!
「かっくいい、ヨコノリっ」と呟いた瞬間、ゴール、
超本命武豊鞍上ギムレットは3番まで追い上げたが連対には食い込めず、1-5で決着。
ウィニングランでどかの目の前に来た、
勝ったテレグノシスと勝浦騎手の笑顔がとても可愛らしくて、
キラキラしていて、微笑ましかった。
実はそのあと着順が審議に入り、1-5の連対が危うくなったのだけれど、結局10分後、ことなきを得た。
最終的に第6レースの勝ちだけでは元を取れずじまいだけどでもいいのー、勝浦さんかっこ良かったもん。


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