ねろえび日記
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●コリン・ファース祭開催 「ブリジット・ジョーンズの日記」鑑賞記念として、かねてより欲しかったコリン・ファース出演のBD2点を購入、一気観。
シングルマン しじじみと良かった。映像綺麗、音楽よく合ってる。 そしてコリンがずっと出ている、というかコリンを映している映画。 愛する人に先立たれ自分も後を追おうとしている大学教授ジョージ、今日拳銃自殺しようという1日の話。今日が最後と思って過ごす1日は小さな素晴らしさ美しさに満ちていた、と。 後追い願望の先生って「ミラージュ」を思い出すなあ、粟根さんは高校の先生だったけど。結末は違うけど。
ささやかなステキなことに価値がある、その積み重ねが人生、今日を最後の日と思って大切に生きろ(監督トム・フォードインタビュー) なるほど。
結局、ジョージは自殺を思いとどまるのだけど、心臓発作で亡くなってしまうという……。でも、それは、ガス自殺を思いとどまって一服したら爆死てな皮肉なコントみたいなことではなくて、それもそれでジョージにとって幸せな人生だったと思いたい。
コリンは基本堅物のおっさんなのに、時にとんでもなくセクシー! 犬可愛かったし、ニコラス・ホルトくんもいい感じの青年だったし。 ジョージが恋人と一緒にソファで本を読んでレコードを聴いているシーンがステキで。 トイレに座って隣家の人々を眺めるところも好き(開放的な家の造り) 銀行に現れた隣の女の子も好き。拳銃自殺の予行演習でアレコレ苦戦しているシーンも笑った。 他にもステキなシーンがいっぱい。 映画館で観たかった。
恋人が女でも男でも似合うコリン。う〜む、ステキだ。
裏切りのサーカス 東西冷戦下MI6の4人の幹部の中にいるソ連の二重スパイを探し出すという設定は一応わかってるし、結末(コリンがスパイ)もわかったんだけど、中身がほとんどわからなかった。真剣に観てたのに。オレってバカ? 映画を観るスキルが著しく劣化してる? と思いましたよ。
スーツのおっさんワラワラだけど、それぞれのおっさんの識別はしやすいキャストだったと思う。まずコリン・ファースやろ、ゲイリー・オールドマン(渋くてカッコイイ。しかも過去シーンと現在シーンで眼鏡を変えてくれるという親切設計)、うすらハゲのイケメン(マーク・ストロングと言ってあげなさい)、ピエール瀧、陰気なデコッパチ、そのどれでもないおっさん、コントロールの人、ベネディクト・カンバーバッチ(←日本でいうところの昭和顔なのかしら、おっさんの中に混じっても違和感なし)、若い男、これだけ識別できれば充分。
にもかかわらず、わかりにくい。 わかりにくいんだけど、映像的には妙にカッコイイ。
ラストシーンは「La Mer」が流れる中(これがまた華やかで切なくて、すんごく良い)、コリンがマーク・ストロングに暗殺され、ゲイリー・オールドマンがコントロールの席に絶妙な表情で納まるカットで終わる。この一連がめっちゃカッコよくて晴れ晴れして、今までのどんより(自分がな)が吹っ飛んだ。
ネタバレで内容を把握したので、もう1回観てみる。理解できたらハマる映画だと思う。
コリンはまた男とも女ともラブラブでした。うむ。
●映画 デスノート Light up the NEW world 期待値を最低に下げて観た。だったらなんで観るのよ。や、デスノートだし、菅田将暉くん出てるし、一応チェックかなと思って。 覚悟してたよりはマシ。ま、話はおもしろくはない。頭良さそうなヤツは皆無。 二代目竜崎は見た目も話し方も不潔っぽくて、ヤダ。松ケン〜(泣) 東出くんは棒。 菅田将暉くんは、白いライダースとパンツがよく似合ってて見た目はステキ。綺麗なノンスタ石田にも見えるけど(全身白いし細いし) 銃撃戦にデスノートで対抗するって、笑うところか。画数の多い難しい漢字の隊員とか出してみと思ってしまった。
良かったところ。 竜崎の死神アーマはステキだった。ビジュアルもキャラクターも。 紫苑の幾何学的折り紙が綺麗。 あと、強いて言えば弥海砂の終焉を描いたところ。
●KinKi Kids 道は手ずから夢の花 MステとCDTVで。 歌い出し(Aメロ)は、うひょ〜んびみょ〜ん下手か?と思ったけど、サビの、手を打ち足踏み踊り出せ左すれば……ってとこは好き。なんか田んぼで稲穂両手に持って踊ってる雰囲気。日本昔話か。
●テレビ 日曜美術館 速水御舟 よかった。 炎舞、柘榴と鍋島、翠苔緑芝、名樹散椿など、観てみたいもんだ。 金蒔きつぶしの技法解説も興味深かった。
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