ねろえび日記
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2016年08月10日(水) 映画だのテレビだの

また日記を溜めてしまった。
いろいろ見聞きしてます。


●映画
ロスト・バケーション
フライヤーを見ておもしろそうと思い楽しみにしていた。
はい、当たり! いい鮫映画でした。
主人公の医学生の女のコは頭が良く根性があり美人、さらにプリケツ。
無事に逃げ切るどころかやっつけるはず(これは知っていた)なので、ハラハラするだけでなく(はよ海から上がりなはれ)どうやるのかワクワクもあり。ファッキューで信号弾ぶっぱなし、鯨の脂で炎ボーッ!それにも負けない鮫。そしてなんやかんやで海底の杭?に激突。ざまみろー。

カモメちゃん、イイコだった。
波やクラゲとかの映像も綺麗だし、いろいろ楽しめた。



セトウツミ
おもしろかった! クスクス笑えた。関西弁ばんざい。こういう感じ好き好き。
スィンガイヒロミこと池松壮亮を初めてイイ! と思いました。イケメンて言われるとそこは「ハ?」だけど、雰囲気は充分イケメンオーラを出していた。菅田将暉くんは通常運転。

今日はカレーの初日やでとか、ルーベンスの絵の前で凍え死ぬとか、缶コーヒーもう1個出したとことか。

劇伴がタンゴ! ちょっと可笑しくてちょっともの悲しくてちょっとヘン、ムダにドラマチックで、結構ハマった。



シン・ゴジラ
長谷川博己主演とくれば観にいかないわけにはいくまい。新感線メンバーも出るし。
おもしろかった! エヴァンゲリオンは知らないけど、充分楽しめましたです。話も社会派人間ドラマっぽくて、良かった。政府や自治体や自衛隊の対応とか、ゴジラじゃない何かの災害の時もこんな感じなんだろうと思わせるリアルさ。お役所仕事っぽいところもありつつ、誠心誠意なところもあり。

おまえ誰やねんと思ったのは、初めにでてきたゴジラ(目がイッちゃってる)

おまえ何やねんと思ったのは、ルー語を操る自信だけは過剰な石原さとみ。英語も日本語も不自由て。将来の大統領候補て。彼女が出てくると画面が途端に安っぽくなったなあ。もっといい感じの女優さんで観たかった。

ハセヒロはちゃんとしてた。矢口蘭堂って名前もカッコイイ。

橋本じゅんさん、安定の自衛隊。戦闘服似合う。
ピエール瀧も自衛隊似合う。

あろうことか粟根さんはどこにいたのかわからなかった。

無人新幹線や在来線の特攻のシーンが胸アツで、好き。

粟根さん(とオチビサン)確認のミッションも兼ねてもう1回観たいかもと思うくらいおもしろかった。



ターザン REBORN
予告編を見たらおもしろそうだったので。
う〜ん、失敗。一言でいうと、薄っぺらい映画だった。話もCGも。

冒頭、白スーツのおっさんが意外とデキる奴で、蜘蛛の糸の数珠で部族を倒したところはオオ!だった。
ターザンとライオンがにゃごにゃごする場面が和んだ。
蔓にぶら下がって列車を襲うシーンは、立体起動装置とかカバネリぽくて、ちょっと胸が踊った。ま、あの蔓ってどこが始点でどこまで行けるの?と動きが謎だが。立体起動装置もその点は謎だが、まだ噴射装置がついてるしなあ。

結論「ジャングル・ブック」に期待。



ファインディング・ドリー
しゅ〜へ〜と一緒に。前日に二人でニモのDVD(昔買ってやった)を見て予習して行きましたよ。
おもしろかった! 良く出来てるワ。「ターザン」より深い。
室井滋の声はおばはんなので両親を探しているような女の子には到底思えないのだが、ドリーはやはり滋しかないし、まあいいか。ニモの時に滋をキャスティングした人もまさか将来ドリーがこんなことになるとは思ってなかったろうなあ。

併映の「ひな鳥の冒険」が、めっちゃ可愛かった。海辺のチドリっぽい鳥の子ども、ディフォルメしているけど鳥の羽根とかの質感がばっちり。



秘密 THE TOP SECRET
斗真や岡田将生くんや南朋さんが出ているし、死者の脳をスキャンして事件を解決するという話もおもしろそうなので。

で。
う〜ん、う〜ん。
なかなかのグロ、ちょいエロ、ほのかにレトロ(フューチャー)、お耽美風味、少々BL、こんな感じ? 脳内映像と悪夢が約半分を占めている(体感)

話はさておき(もう置きました)、岡田ま、ステキでした。斗真くんはまあまあ(ハイネックがヘン) 南朋さんゲス野郎、死に損。リリー要らない。
絹子が不快なブスでした。てことは上手かったてことか。ブスに男が集ってくるから、あー男が絹子に引かれるのは肉欲だけなんだな異常性欲なんだなというのは伝わってきた。
原因が、へ? それだけのことで? と思ってしまった。
絹子と貝沼の接点がよくわからなかった、誤魔化された感じ。

公務員とは思えない、いかにもスタイリッシュやろ〜なスーツは、一瞬オ!と思ったけど、よく見ると、ピシッキリッとしてなくて何かもっさい。比翼仕立て(っていうのか)のせいか。そしてベストが特にヘン、背中のベルト2本は何? そこも残念ポイント。でも青木の部屋のラックに何着もかかっていたのは何か好き。

青木の乗っていた車、ジャガーぽかったけど、何だろう。左ハンドルだったような気がするから違うのか。気になる。無駄にカッコイイ車だった。

ラストの「微笑ましい」映像で、これまでの陰惨な事件をチャラにするのは無理。ハァ?な締めくくりだった。
犬の脳をスキャンした人は誰なの。ていうか、死者の脳を見るのになんで生きた人間(捜査員)を媒体にしなきゃならんのか疑問。中途半端な科学技術。
音声はないはずなのに、薪が見た映像には音声あったよね? なんで?
目の不自由な少年の犬は盲導犬じゃないんだ。白杖持っていたし。

現在とは違う方向に発展した近未来てことで。

とまあ、どーでもいいことが気になる映画だった。



●おうちで映画
進撃の巨人 後編 ATTACK ON TITAN エンドオブザワールド
前編は映画館で観たものの、あまりのクソさに後編は観に行かなかったが、WOWOWで放送したので見てみた。

ハア?! 盛大なハア?!
映画館で観なくてよかったと心底思った。
ハセヒロも國村さんも仕事を選べと思ったよ。
や、むしろ前編よりさらに振り切っていて(原作なんぼのもんじゃい的な)、もうどーでもいーやと思わされたとも言えるな。



ファインディング・ニモ
上記のごとくドリーの予習のため。
よく出来ている。



鈴木先生
ドラマも気になっていたのだが、見逃して、映画版も観てない。ラッキーにも映画版がテレビで放送されたので見てみた。

おお。良かったよ。古沢良太の脚本もおもしろかった。リアルとお遊びのバランスもいい感じ。
ハセヒロがとってもステキで、好み、好み。黒ぶち眼鏡ばんざい。
風間くんが安定の胸くそキチガイだった。
土屋太鳳を初めていいと思った(て、どんどん悪くなっていってるてことやん)
ドラマも見たかったなあ。



カプリコン・1
名作と言われているが、期待していたほどではなかった。アイディアはおもしろいと思うけど、現代の宇宙開発技術(そんな簡単に人類が長期に火星に行けるかよ、行ってないけど)とかテレビや映画の技術の進歩を思うと、なんだかな〜。何でもCGでできるし。
子どもと一緒に映画村に行って、映画ならなんでもできちゃう〜と感動する主人公(宇宙飛行士)て。



ジョン・ウィック
まあまあおもしろかった。ストーリーは単純。犬(愛妻からの最期のプレゼント、ビーグルの子犬デイジーちゃん)を殺されて逆上したキアヌ先生が、復讐しまくるというお話。ガンアクション、カーアクションてんこ盛り、キアヌ無双。どんだけ犬好きやねん。




●演劇
久々に。
ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン
吹越満が出るので。ほかにもサダヲやら岡田将生やら。ソロ・アクトをやらなくなったフキコシを観るために、チケットを取りました。

本筋も興味深いし、ちょいちょい笑えるシーンも入れてあって、退屈はしなかったし、キャストも演技もよかったけど、立ち上がって拍手するって気持ちにもならず(周囲総立ち)、全体的には、ふ〜ん……。
松尾スズキが合わないのか、大人計画が合わないのか。

岡田将生は声は通るし姿は美しいし華があるし、映像だけじゃなくて舞台もいいと思います。
サダヲは可愛かった。フキコシは八木さんとかヤギとか大麻吸太郎とか、自由だった、いろいろ楽しかった。

それでも、観終わった後の満足感とチケット代と拘束時間などを、秤にかけてみると(コストパフォーマンス大事)、映画11本観たほうがいいかなと思ってしまう。
近年、芝居というジャンルにもうええかなという気持ちが湧いてきている。キャストに引かれて闇雲に観るよりもとりあえずは、信頼と実績の「劇団☆新感線、ヨーロッパ企画、が〜まるちょば、3軒茶屋婦人会」かなと。というわけで、秋は、公演がない婦人会以外の3つのチケット、もう持っています。



●ドラマ
グ・ラ・メ!
滝藤さんと高橋一生(と小日向さんと三宅弘城)に引かれて2話まで見たけど、もう無理。
剛力さんに堪えられず脱落。料理人なのに、目の小さい人がやりがちな濃厚アイメイクが不潔そうでイヤ。



そして誰もいなくなった
なんとなく見続けている。へんてこりんな藤原竜也を見る。



ON
5話。キターッ! 中島先生の闇、病み。ピュアそうな若者からマッド・サイエンティストに。腕時計て、コナンかよ、「潜入」てなんだよ。こんな展開なのに林遣都くんがステキすぎて、終盤の中島先生と藤堂のシーンが好きすぎて、いつもなら見たらすぐ削除するのに録画が消せない。そして、今週で中島先生ともお別れかとしょんぼりしていたところにスナイパーヨコ! ちょっとちょっとカッコイイんですけど。
あー、眼鏡、眼鏡。

次週予告、レクター博士みたいな感じか、中島先生続行。
映像も、押入れからアメちゃん100万個(知らんけど)とか、楽しいです。
「秘密」を観てきた夜に「ON」、あちこちで科学技術の進歩、迷走中だな。脳はどうなっているの。



百合子さんの絵本〜陸軍武官小野寺夫婦の戦争
こういうことがあったんだ。地味だけど、なかなか感じのいいドラマだった。薬師丸も香川もよかった。




歌番組でちょいちょいKinKiやらエイトやらTHE YELLOW MONKEYやらエレカシやら見てますよ。長時間歌特番は全部見たら負けという気がして、早送り駆使。少クラプレミアムやバズリズムのKinKiがおもしろかった。


ドキュメンタリーでは、「ミラクルボディー3」義足の走り幅跳び選手マルクス・レーム、BBC Earthの「華麗なるトリックスター」がおもしろかった。


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