ねろえび日記
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| 2006年05月03日(水) |
正直しんどい ゲスト:田中直樹/獣王星/パッチギ! |
正直しんどい 噫、第1回を思い出させるユルさ。
“熱い”バースデイケーキ、軽く火事だな。命がけのたなやん、安全なところに離れてハッピーバースデイを歌う剛さん。ああ、消火ね、ホント。 面白い絵だった。
蒲田を行進する絵もよかった。
うれしそうに笑ってる剛さんが印象的でした。
獣王星 3話 う〜ん、ちょっと話が単純で幼稚かも。 トールが強すぎるのね。過酷な星で百戦錬磨っぽいおばちゃん(オイ)を相手に勝ってしまい、凶暴な植物を倒してしまう11歳。いくら体育の成績がいいからって実戦経験はないのに。 まあ、カッコよくて胸がすくからいいんですけどね。トールが強いというのは大前提みたいだし。彼が負う傷はラーイを救えなかった(見捨てた)という一点(凄く大きく重い)だけなのかな、と。
パッチギ! 2004年 日本 監督:井筒和幸 脚本:羽原大介、井筒和幸 音楽:加藤和彦 原案:松山猛 出演:塩谷瞬/高岡蒼佑/沢尻エリカ/オダギリ ジョー 他
紹介:1968年、京都。朝鮮学校の女生徒キョンジャに対立する高校の康介が一目惚れした。彼女の兄は仲間と喧嘩に明け暮れる日々。ギターを習いキョンジャと「イムジン河」を演奏するまでになった康介だが、2人の間には在日問題が。「パッチギ」とは「突き破る、乗り越える」そして「頭突き」という意味のハングル語。
WOWOWにて視聴。 映画館の大スクリーンでは観たくないかもな暴力描写あり。
娯楽作品がイデオロギーを扱う難しさ、身近な問題であればあるほどこちらも身構え警戒する。 歴史的社会的国際的(色々ですよ)問題は横たわってはいるけど、取りあえずひとりひとりの個人の小さな幸せに収束したラストはこれもアリかなと思わせる。結構好き。
質、量、理由ともにヘヴィな暴力シーンにはうんざりさせられ、暑苦しく息苦しい。負けてたまるかとこっちも意地になって目を逸らさずに見ましたが(何と戦ってるんだよ) なもんで、自分はタイトルにも表わされているこの映画の元気さとかはっちゃけ加減には別に心は踊らない。 ザ・フォーク・クルセイダーズの名曲3曲が流れるシーンは全部素晴らしかった。というか、楽曲のよさに助けられていた。
公園で康介(塩谷瞬)のギターと歌、キョンジャ(沢尻エリカ)のフルートで合奏した「イムジン河」 葬式を追い出された康介が橋の上でギターを壊すシーンの「悲しくてやりきれない」(歌うはオダギリジョー!) ラジオ局で康介が歌う「イムジン河」 エンドロールの「あの素晴らしい愛をもう一度」
若い役者さんたちは皆いい演技をしていた。 中でも康介の人物設定が素直でいいコで感情移入しやすかった。
康介にギターを教える坂崎さん(オダギリジョー)は「メゾン・ド・ヒミコ」に続くシャツインのお姿も清々しく美しくどこか哲学的な青年だったのに、スウェーデンから帰国したらピッピーになってる……かぶれやすいおっちょこちょいだったのか。
映画の時代設定当時、私は10歳だったけど、舞台となった地元京都のあちこちを見ては「あっ」とか「おっ!」とか懐かしんだ。
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