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2003年09月13日(土)
そのガラスに映ったもの。

※一部フィクションです・・・。

夏は、苦手だ。

昨夜はメールをしている途中で寝てしまい、不覚だった。
鳴らないメールを待つことの苦を知ってるくせに、だ。
頭がぼんやりしていて、相手にも疲れてる?と気を使わせてしまってる始末。
夏休みも終わったと言うのにいまだ居座る残暑に、頭がやられてるとしか思えない。

じり、じり。
灼ける、焦がれてく感覚に、余計なことばかり考える。
悪いクセだ。

そういえば、昨夜は泣きながら眠りについた気がする。
目が覚めたときには、泣いたこと自体が本物か夢だったのかどうかすら判らないくらいになっていたのだから、よほど朦朧としていたのだろう。
ざわざわと、暑さの中を這い上がってくる感触。
ああ、またかい。
溜め息。

もともと悲観的に考え始めたら止まらないのはもはや性格としても、だ。
折角、自分が眼を背けていることに関しては、もうどうしようもなく逃げ場の無いところにまで迫ってくるまでは考えないほうが良いに決まってるのに。
言葉の力を信じることもできないで、そのくせ離れられないでいる。
考えるな、考えるな。
自分に言い聞かせていなければいけないほどに、それほど弱くは無いはずだ。ただ、思考が「はまる」のが、困る。
こう暑いと、悩んでも仕方の無いことが、悩んでも仕方の無い方面に突っ走ってしまうだけに。
(だけど、しょうがないことだからね。)
視線を上げて、とりあえずは空を見る。
暑くても、まあ、なんとか流れていくだろう。でなければ困るのだから。
そのうち風向きも変わるだろう。

下向きの気持ちは少しだけそのままに、乗り換え待ちの電車の窓に映った、「さば」の文字を見ながら、バイトへ行くための電車を待った。

・・・さば?

※「ちば」でした。

・・・やっぱり暑さは良くねえよ・・・。