ぬいちゃんと「嵐がくるまで待って」を見に行った。
びっくりしたですよ。 家出る予定の時間に、眼が覚めるなんて。 飛び起きて寝癖もそのままに(さすがに水はかぶり。)家を飛び出す。 ハーフプライスなつもりで東武行ったら定休日。 かくなる上は、もう1つの販売所である国際フォーラムへそのまま直行。 最近デパートが休みなしであることが当然のように感じてましたが、いやはや。 国際フォーラムはいったい何をするところなのだろう?と疑問を感じつつなんかそこにあった休憩所?のようなところで雑誌を読む二人。
以下感想。 そのつもりは無くてもネタバレるやもしれん。注意。
今回の二階席は、つらい!!! セットの都合上、とある場所に役者が立つと、顔が見えなくなるシーンがあったのですよ。 「95パーセントは大内厚雄ですから」と前説でおっしゃってましたが。 本当にそうだった・・・・・・・・・。(号泣) いつもいつもそこにいるわけではなかったんだけど。
ええと、まともな感想を・・・。 「言葉」は、人が使うツールの中で結構重要な位置にあって、それを失うってしまったら、私は自分の気持ちをどう伝えたらいいのかわからない。 表情に気持ちが出ない人の、言葉の端々から現れる気持ちを聞き取ることも出来なくなってしまう。 相互で、使用しているツールがどちらかで無効にされてしまったらなんとももどかしいなあと思った。 直で伝われない。 今回は手話を使用したシーンがあって台詞を推測するしかないシーンもあったのでそれを考えてた。 でも、ずっと見ているうちに、慣れたのか台詞を感じるようになった。 「目は口ほどにものを言う」というけれど、そうかもしれない。 とあるシーンで、二階席全体の空気がガラって変わった気がする。 私が初見だったのでそう感じたのかもしれない。 ひゅうって、何かが変わった。 アレは、芝居の中に客が引き込まれた瞬間だったのだろうか? 雷の中を歩く姿に忍び寄って、がしゃーんって雷鳴が轟くシーン、身体がびくっと・・・。 だって劇的じゃないか・・・。 心臓がばくばくいって大変だった。 「これから好きになるんだ!!!」の台詞にはこっちがぼろぼろ泣けてきて大変でした。 どうすることが一番正しかったのか、どうすれば幸せになれたのか? やるせなくも泣けてくる。
もちろん壊れた大内さん(←ひどい言いようだ)など、その他笑いのシーンではとことん笑わされ、結局いつもどおりの感想になってるじゃないか・・・。
ああ、今回は珍しくもアンケートをその場で書くということをしました。 時間置いても、その場で書いても書いてる内容はやっぱりあほなことばかりであることがこのたび証明されましたね。
平日はまだまだ空いてるとのことでしたが、なんだかんだ言っててもきっと秒殺で席は埋まると思うのであまりその点については何も考えず。 私的オススメの一本がまた1つ増えてしまった日でありました。 (ちなみに今迄で一番衝撃だったのは「ブリザードミュージック」でした。 初めて見た「風を継ぐ者」もすごい好きなんだが、それとは別格扱いにしたいくらいなのです)
その後、私は新宿で「ハチミツとクローバー」2巻をようやくゲットして帰路に付いたのでした。 どこ行ってもなくて、無ければ無いでどうしても欲しくなる人の性(さが)丸出し。 でも、苦労した甲斐のある話だったので満足じゃ。 電車の中で「ツイストゲーム」のページ読んでたら吹き出しちゃった・・・。 掲載雑誌と出版社が変わって値段も手頃になったし、お得感。
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