風に揺れるたんぽぽ
たんぽぽ



 逢えるかな?

風> ○○市、て近く?
ぽぽ> うん、隣町だよ。
風> へぇ、今度、僕、そこに行くよ(^^)
ぽぽ> えっ!? なんで? 仕事?
風> いや、遊び。 車仲間とね。
ぽぽ> へぇ〜、いつ?
風> 今月末。
ぽぽ> あ・・・多分私いない・・・
風> なんで?
ぽぽ> 実家に帰る予定があるんだ・・・
風> 何だ、残念!
ぽぽ> ん? もしいたら?
風> いや、ひょっとしたら逢えないかな〜、なんて。
ぽぽ> ・・・・・

心臓が、ドクッ!と鳴った。

日頃から、いつか逢いたいねとお互い話してはいたが、それは、
そんな事は多分有り得ないと思ってのことだった。

それが、こんなきっかけで現実に逢えるかも知れないことになろうとは。

「逢いたい!」
   「でも実家に帰る約束が・・・」

けど、そんな約束は実際は何とでも出来る。

「風さんに逢ってみたい・・・」




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このごに及んで、「軽い女と思われたくない」などともっともらしい理由を
つけながら、つまりは怖気ずいたのだ。





1999年03月10日(水)
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