march forward.
りりかの独り言。

2005年07月17日(日) 友達のデート。

子供たちは実家に行っていていないし。

お天気もそこそこいいし。

洗濯して掃除して、と思って。

まず洗濯機を回し始めたとき。

ハルから電話が来た。


「何してるの?」

「洗濯してるとこ。あなたはお昼から仕事でしょ?もう帰り道?」

「ううん。実は休みになっちゃった」

「そうなの?よかったねぇ」

「うん、んでさ、買い物付き合ってくれない?」

「ええー。洗濯してるんだってば」

「待つからさー」

「買い物って何よ?」

「夏服とか色々。あ、りりかも水着買いたいとか言ってたじゃん」

そいえば、昨日そんな話を他の子達としてたな。

「だから、今から行くから」



って事で、私が洗濯して掃除している間、ゲームしながら待っていたハル。

なんだか変な光景。




昼前に家を出て、ハルの車に。

ハルが「○○でいい?」って言うから、数回しか行った事ないけど、そこに決定。

うちから1時間。

天気はたまに晴れ間も出てきて。

気温はどんどん上がってる。

今日みたいな日はプールに行きたかったね、なんて話も出たり。



最初にお昼をご馳走になって。

水着を選ぼうって話になり。

私より熱心に選んでくれるところなんかは、やっぱり前と一緒。

結局、ハルが「これにしなよ!」って言ったものを着てみて、自分でも気に入ったし、決めようとしたんだけど。

ちょっとお値段が・・・(笑)

他にも見てみるって言って店内を回っている間に、買ってくれてて。

「昨日、よしよししてくれたお礼ね」

って小さい声で言われた。

でも、受け取り辛いなぁって思っていたら。

「てか、これ着て欲しいんだよね。似合ってたし」

とか、大きい声で言う。

店員さんにも「優しい彼氏ですねー」とか言われちゃうし・・・。

それ聞いて、ハルはニヤニヤしてるし・・・。


とにかく恥ずかしくて、立ち去りたい一心で、ハルの手を引いて店を出たんだけど。

そのまま、いつもみたいに指を絡ませて手を繋いでくるから。

ドキッとしちゃって。

手を離そうとしても、ますます強く握られて。

「ハルー。こう言うのは」

「友達としてのデートだけど、今日だけいいじゃん」





結局ハルの服を買いに行って。

時間がまだ早いからって、カラオケに行って。

ハルが「これ、すごくいいんだよ」って「いいわけ」っていう歌を歌ってくれた。

何か、別れの歌なんだけども。

初めて聞いた。




家に着いたのは6時。

私は実家へ、ハルは自宅へ帰る。



帰り際「またね」ってハルは普通に言った。

私も「うん」って普通に手を振った。

「楽しかったね」って言われたから。

「うん」ってやっぱり言った。

ホントに、すごく、楽しかった。

あいつは、いつだって、こうやって最後に「楽しかった」と言う気持ちをくれる。



ホントに、楽しかった。

あなたといるのは、いつだって楽しい。


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